Internal Control over Financial Reporting (ICFR)(財務報告に係る内部統制)
意味
財務報告に係る内部統制
カイロウ式ヒント
SOX法で監査が義務付けられた
Internal Control over Financial Reporting (ICFR) の試験対策解説
ICFR(Internal Control over Financial Reporting)とは、財務諸表の信頼性を確保する目的で経営者が構築・運用する内部統制の枠組みを指します。SOX法の制定以降、上場企業には経営者自身によるICFRの有効性評価が義務化され、一定規模以上の企業では監査人による独立したICFR監査も求められるようになりました。実務では財務諸表監査とICFR監査を同一の監査業務として実施するIntegrated Auditが一般的です。両者は監査対象が異なり、財務諸表監査が財務数値そのものの虚偽表示の有無を検証するのに対し、ICFR監査は統制が有効に機能しているかどうかを評価対象とする点が根本的な違いになります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
Integrated Auditでは財務諸表監査とICFR監査の意見表明日は同一ですが、対象とする監査要点(financial statement assertionsとcontrol effectiveness)は別物である点を混同させる出題が多いので注意しましょう。
英語例文
An integrated audit includes an audit of financial statements and ICFR.
統合監査には、財務諸表の監査とICFR(財務報告に係る内部統制)の監査の両方が含まれます。
Internal Control over Financial Reporting (ICFR) に関するよくある質問
ICFR監査は全ての上場企業で義務ですか?
経営者による評価はSOX404条により全上場企業に義務付けられますが、監査人による独立したICFR監査はAccelerated Filer以上の企業に限定されます。Non-accelerated Filerは経営者評価のみで足ります。
ICFR監査と財務諸表監査は何が違いますか?
財務諸表監査は財務諸表の金額や開示に重要な虚偽表示がないかを検証しますが、ICFR監査は財務報告に関わる内部統制が有効に整備・運用されているかを評価する点で対象が異なります。
所属章: Ch.10 ICFR監査
関連語(Ch.10 ICFR監査)
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