Entity-Level Controls(事業体レベルの統制)
意味
事業体レベルの統制
カイロウ式ヒント
組織全体に影響する統制
Entity-Level Controls の試験対策解説
Entity-Level Controls(事業体レベルの統制)とは、特定の取引や勘定科目に限定されず、組織全体の財務報告プロセスに広く影響を及ぼす統制を指します。具体例としては、経営者のリスク評価プロセス、統制環境(企業倫理・取締役会の監督)、全社的なモニタリング活動、内部監査機能、情報システムに対する全般統制などが挙げられます。Top-Down Approachにおいては、監査人はまずこの事業体レベルの統制の有効性を評価し、それが良好であれば個々の業務プロセスレベルの統制のテスト範囲を縮小できる場合があります。逆に事業体レベルの統制に弱点があれば、より広範かつ詳細なテストが必要になります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
個々の取引処理を対象とする業務プロセスレベルの統制と混同しないことが重要です。Entity-Levelは組織全体に及ぶ統制である点が識別のポイントです。
英語例文
Entity-level controls include management's risk assessment process and monitoring activities.
事業体レベルの統制には、経営者のリスク評価プロセスやモニタリング活動が含まれます。
Entity-Level Controls に関するよくある質問
Entity-Level Controlsと業務プロセスレベルの統制の違いは何ですか?
Entity-Level Controlsは組織全体の財務報告に広く影響する統制であるのに対し、業務プロセスレベルの統制は個々の業務プロセスや取引に固有の統制です。前者の評価結果は後者のテスト範囲に影響します。
Entity-Level Controlsの評価はなぜ最初に行われますか?
全社的な統制環境が良好であれば、個々の業務プロセスレベルの統制テストの範囲を絞り込める可能性があるため、Top-Down Approachでは最初に評価する対象とされています。
所属章: Ch.10 ICFR監査
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