Deficiency in Operation(運用上の不備)
意味
運用上の不備
カイロウ式ヒント
統制が設計通りに運用されていない
Deficiency in Operation の試験対策解説
Deficiency in Operation(運用上の不備)とは、統制自体は財務報告の虚偽表示を防止・発見するために適切に設計されているにもかかわらず、その統制が設計通りに機能していない状態を指します。原因としては、統制を実施すべき担当者に十分な権限や能力がなかった、手続を誤った、あるいは統制が一貫して実施されなかったことなどが挙げられます。対義語であるDeficiency in Design(設計上の不備)は統制の仕組みそのものに問題がある場合を指すため、両者は「設計は良いが実行が伴っていない」か「そもそも設計が不十分」かという点で区別されます。監査人はいずれの不備も、その深刻度に応じてSignificant DeficiencyやMaterial Weaknessに分類し評価します。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「統制はデザインされているのに機能していない」という事例文はDeficiency in Operationを示唆します。設計不備との読み分けが選択肢問題の定番です。
英語例文
A deficiency in operation exists when a properly designed control does not operate as intended.
運用上の不備は、適切に設計された統制が意図した通りに機能しない場合に存在します。
Deficiency in Operation に関するよくある質問
運用上の不備の典型例にはどのようなものがありますか?
承認権限のない担当者が承認手続を代行した場合や、統制が一定期間実施されずに欠落していた場合などが典型例です。統制の設計自体には問題がない点が特徴です。
運用上の不備はどのように深刻度を評価しますか?
潜在的な虚偽表示の金額の大きさと発生可能性を考慮し、Deficiency、Significant Deficiency、Material Weaknessのいずれに該当するかを判断します。
所属章: Ch.10 ICFR監査
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