Compensating Controls(補完的統制)
意味
補完的統制
カイロウ式ヒント
主要統制の不備を補う代替統制。MWの深刻度を軽減するが完全には解消しない
Compensating Controls の試験対策解説
Compensating Controls(補完的統制)とは、ある統制に不備がある場合に、その不備が防止・発見できなかったであろう虚偽表示を、別の統制が実質的にカバーすることによって、全体としてのリスクを軽減する代替的な統制を指します。試験上の重要な論点は、補完的統制はあくまで不備の深刻度(例えばMaterial WeaknessをSignificant Deficiencyに軽減する等)を緩和する効果を持つに過ぎず、不備そのものを完全に解消するわけではないという点です。監査人は補完的統制の存在を評価する際、それが実際に有効に運用され、かつ元の不備によって生じうる虚偽表示を適時に防止・発見できる水準にあるかどうかを慎重に確かめる必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「補完的統制がある=不備がなくなる」という誤った理解を突く問題が多いです。深刻度を軽減する効果はあっても、不備自体は残っている点を押さえましょう。
英語例文
Compensating controls may mitigate the severity of a control deficiency but do not eliminate it entirely.
補完的統制は統制の不備の深刻度を軽減することはできますが、完全に解消するものではありません。
Compensating Controls に関するよくある質問
補完的統制があれば統制の不備はなかったことになりますか?
いいえ。補完的統制は不備によるリスクを軽減する効果はありますが、不備自体を完全に解消するものではありません。深刻度の評価に影響を与えるにとどまります。
補完的統制の有効性はどのように評価されますか?
監査人は、その統制が実際に運用されており、元の不備から生じうる虚偽表示を適時に防止または発見できる水準にあるかどうかをテストして評価します。
所属章: Ch.10 ICFR監査
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