Uncertain Tax Position(不確実な税務ポジション)
意味
不確実な税務ポジション
カイロウ式ヒント
ASC 740-10。50%超の可能性で認識
Uncertain Tax Position の試験対策解説
不確実な税務ポジションとは、企業が採用した税務処理について、税務当局の審査において最終的にその通りの結果が認められるかどうかが不確実な項目を指し、ASC 740-10に定める2段階アプローチで評価します。第1段階では、税務調査を受けた場合にその税務ポジションが技術的な観点から支持される可能性が『より確からしい(more likely than not、50%超)』かどうかを判定し、これを満たさない場合はそもそも認識できません。第1段階を満たした場合、第2段階として、実現が見込まれる金額のうち50%超の確率で実現すると見込まれる最大の金額を測定して財務諸表に計上します。この2段階の枠組みは、DTA評価性引当金の判断とは異なる独立した論点として出題されます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
『認識(recognition)』の判定と『測定(measurement)』の判定を分けて理解することが重要です。認識の閾値はmore likely than notですが、測定段階では50%超の確率で実現する最大額を用いる点が混同されやすいポイントです。
英語例文
An uncertain tax position is recognized only when it is more likely than not to be sustained upon examination.
不確実な税務ポジションは、税務調査で支持される可能性がmore likely than notである場合にのみ認識されます。
Uncertain Tax Position に関するよくある質問
不確実な税務ポジションの認識と測定はどう違いますか?
認識段階では税務ポジションが技術的にmore likely than not(50%超の可能性)で支持されるかを判定し、満たした場合のみ測定段階に進みます。測定段階では50%超の確率で実現すると見込まれる最大の金額を計上します。
不確実な税務ポジションはどの基準に規定されていますか?
ASC 740-10に規定される2段階アプローチに基づいて評価されます。認識の可否と計上額の測定を分けて判断する枠組みが定められています。
所属章: Ch.15 繰延税金
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