Temporary Difference(一時差異)
意味
一時差異
カイロウ式ヒント
会計上と税務上の差異で将来解消されるもの
Temporary Difference の試験対策解説
会計上の帳簿価額と税務上のタックスベーシスとの間に生じる差異のうち、将来のいずれかの期間で解消され、課税所得または損金算入額に影響を与えるものを一時差異と呼びます。一時差異には将来の課税所得を減少させる将来減算一時差異(DTAを生む)と、将来の課税所得を増加させる将来加算一時差異(DTLを生む)の2種類があり、この分類が繰延税金の測定の出発点となります。永久差異とは異なり、一時差異は時間の経過とともに必ず解消される点が特徴です。減価償却方法の違いや引当金の会計上・税務上の認識時期のずれなど、多くの日常的な取引が一時差異の原因となります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
一時差異は『いずれ解消される』点が永久差異との決定的な違いです。差異が将来解消されるかどうかを問う設問で、解消されない永久差異の例を一時差異と誤答させる選択肢に注意しましょう。
英語例文
Depreciation differences between book and tax create temporary differences.
帳簿と税務上の減価償却の差異は一時差異を生じさせます。
Temporary Difference に関するよくある質問
一時差異と永久差異の根本的な違いは何ですか?
一時差異は将来の期間で解消され繰延税金の対象となりますが、永久差異は将来にわたり解消されず繰延税金を発生させません。この解消の有無が両者を区別する最も重要な基準です。
一時差異には具体的にどのような種類がありますか?
将来の課税所得を減らす将来減算一時差異(DTAの原因)と、将来の課税所得を増やす将来加算一時差異(DTLの原因)の2種類に大別され、資産と負債の両面から発生します。
所属章: Ch.15 繰延税金
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