Those Charged with Governance (TCWG)(ガバナンスに責任を負う者)
意味
ガバナンスに責任を負う者
カイロウ式ヒント
監査委員会等。双方向のコミュニケーション
Those Charged with Governance (TCWG) の試験対策解説
取締役会や監査委員会など、組織の戦略的方向性を監督し、経営者の会計上の判断や財務報告プロセスに責任を持つ人々を、監査の実務ではガバナンスに責任を負う者(TCWG)と呼びます。監査人はTCWGに対して、監査の範囲や時期、内部統制上の重要な不備、経営者との重要な意見の相違など、監査上重要な事項を伝達する義務を負います。この伝達は一方通行ではなく、TCWGから経営者の誠実性や不正リスクに関する情報を得るなど、双方向のコミュニケーションであることが特徴です。経営者そのものとTCWGを混同しないよう注意が必要です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
TCWGと経営者(Management)は別の概念です。監査人からTCWGへの伝達は「一方通行の報告」ではなく「双方向のコミュニケーション」である点が試験で問われやすいポイントです。
英語例文
The auditor must communicate significant findings to those charged with governance.
監査人は重要な発見事項をガバナンスに責任を負う者に伝達しなければなりません。
Those Charged with Governance (TCWG) に関するよくある質問
TCWGと経営者はどう違いますか?
経営者は日常の業務執行を担う人々を指すのに対し、TCWGは監査委員会や取締役会など経営者を監督する立場の人々を指します。監査人が伝達する相手として区別されます。
なぜ双方向のコミュニケーションが必要ですか?
監査人がTCWGから経営者の誠実性や統制環境に関する情報を得る一方、監査人からも監査範囲や発見事項を伝えることで、監査の実効性とガバナンス機能の双方が高まるためです。
所属章: Ch.11 その他の監査手続
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