Management Representation Letter(経営者確認書)
意味
経営者確認書
カイロウ式ヒント
補完であり代替ではない。署名はCEO+CFO
Management Representation Letter の試験対策解説
経営者確認書は、財務諸表の作成責任や監査人に開示した情報の完全性など、経営者が監査人に対して行う書面での確認事項をまとめた文書です。監査の最終段階で入手し、通常はCEOとCFOなど経営者の署名を必要とします。実務上重要なのは、この書面がほかの監査証拠を補完するものであり、代替するものではないという位置づけです。経営者確認書だけを根拠に監査意見を形成することはできず、実証手続や分析的手続などで得た証拠を裏付ける補助的な証拠として扱われます。経営者が署名を拒否した場合や記載内容が信頼できない場合は、監査範囲の制約として意見への影響を検討する必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
経営者確認書は「他の監査証拠の代替」ではなく「補完」である点が繰り返し問われます。署名拒否は範囲制限として扱われ、意見不表明や限定意見の検討につながる点も押さえておきましょう。
英語例文
A management representation letter complements but does not replace other audit evidence.
経営者確認書は他の監査証拠を補完するものであり、代替するものではありません。
Management Representation Letter に関するよくある質問
経営者確認書だけで監査意見を出せますか?
出せません。経営者確認書はあくまで補完的な証拠であり、実証手続などで得られた他の監査証拠と組み合わせて初めて意見形成の基礎となります。単独で十分な証拠にはなりません。
誰の署名が必要ですか?
一般的にはCEOやCFOなど、財務諸表の作成と内容に責任を持つ経営者の署名が必要とされます。署名者の職責が財務諸表の信頼性に直結するため重要視されます。
所属章: Ch.11 その他の監査手続
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