Lapping(ラッピング)
意味
ラッピング
カイロウ式ヒント
入金の流用と穴埋めの連鎖。売掛金で発生
Lapping の試験対策解説
Lappingとは、売掛金の回収を担当する従業員が、ある顧客から回収した現金を着服し、その穴埋めのために別の顧客からの入金を流用し、さらにその穴埋めを次の入金で行うという形で不正を連鎖的に隠蔽する手口です。記録上は最終的に帳尻が合っているように見えるため、単純な残高照合だけでは発見しにくい点が特徴です。この不正は、現金の保管(Custody)と記録(Recording)の職務が分離されていない環境で発生しやすく、売掛金の回収業務を単独の従業員に委ねている場合にリスクが高まります。監査人は得意先へのConfirmation(確認状)の送付や、入金記録と請求書の対応関係を突き合わせることでLappingの兆候を検出します。
試験での問われ方・ひっかけポイント
Lappingは資産(現金)の横領であり、財務諸表の不正報告ではない点、またKitingと混同しやすい点が典型的な出題パターンです。Lappingは売掛金、Kitingは銀行口座間の資金移動が舞台になる違いを整理しましょう。
英語例文
Confirming accounts receivable helps detect lapping of cash receipts.
売掛金の確認状を送付することは、現金回収のラッピングを発見するのに役立ちます。
Lapping に関するよくある質問
ラッピングとカイティングの違いは何ですか?
ラッピングは売掛金の回収現金を流用し続ける不正で、カイティングは銀行口座間の資金移動のタイムラグを悪用して残高を水増しする不正です。舞台となる資産と手口が異なります。
ラッピングはどのように発見できますか?
得意先への売掛金確認状の送付や、入金記録と請求内容の対応関係の照合によって、記録と実態のずれからラッピングの兆候を発見できます。
所属章: Ch.7 内部統制 Part 2
関連語(Ch.7 内部統制 Part 2)
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