Deviation(逸脱)
意味
逸脱
カイロウ式ヒント
統制テストで発見した統制からの逸脱
Deviation の試験対策解説
Deviationとは、統制テストの過程で発見された、統制が本来の手続通りに運用されていなかった事例を指します。たとえば承認印が欠落した請求書や、照合が省略された取引などが該当します。監査人はサンプル抽出によって統制テストを行い、その中でDeviation率を算定し、母集団全体における統制の逸脱率を推定します。逸脱率が許容できる水準(Tolerable Rate)を超えると、その統制は運用上有効に機能していないと判断され、Control Riskの評価を引き上げ、実証性テストの範囲を拡大する必要が生じます。単発的な逸脱か、体系的な逸脱かを見極めることも監査人の重要な判断です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
逸脱が1件見つかっただけで即座に統制を「無効」と結論づけるのは誤りです。サンプル全体の逸脱率をTolerable Rateと比較し、統計的に許容範囲かどうかを判断する必要があります。
英語例文
A higher rate of deviation indicates the control is not operating effectively.
逸脱率が高いほど、その統制が有効に運用されていないことを示します。
Deviation に関するよくある質問
逸脱率が高いとどうなりますか?
逸脱率が許容水準を超えると、その統制は有効に運用されていないと判断され、Control Riskの評価が引き上げられ、実証性テストの範囲を拡大する対応が必要になります。
逸脱は不正の証拠になりますか?
逸脱は必ずしも不正を意味しません。単純な手続漏れなど誤謬による場合もあるため、原因を確かめたうえで統制の有効性への影響を判断します。
所属章: Ch.7 内部統制 Part 2
関連語(Ch.7 内部統制 Part 2)
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