Walkthrough(ウォークスルー)
意味
ウォークスルー
カイロウ式ヒント
取引を発生から報告まで追跡する手続
Walkthrough の試験対策解説
ウォークスルー(Walkthrough)は、特定の取引を発生の時点から会計帳簿への記録、そして最終的に財務諸表への反映に至るまで、実際の証憑や記録を追跡して内部統制の設計を理解する手続です。監査人は担当者への質問だけでなく、実際の書類や画面操作を確認しながら、取引がどの部署でどのように処理され、どの時点でどのような承認や照合が行われているかを一つひとつ辿ります。ウォークスルーは統制の設計の有効性を評価するための代表的な手法であり、統制の不備や職務分離の欠如を発見する端緒にもなります。1件の取引を最初から最後まで追跡するという性質上、統制活動の全体像を体系的に把握できる点が特徴です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
ウォークスルーは「1件の取引」を発生から報告まで一気通貫で追跡する点が特徴で、統制テストとして統計的に十分な件数をサンプリングする運用の有効性テストとは目的も規模も異なります。両者を混同する選択肢に注意しましょう。
英語例文
A walkthrough traces a transaction from initiation through processing to recording in the financial statements.
ウォークスルーは、取引の開始から処理を経て財務諸表への記録に至るまでを追跡する。
Walkthrough に関するよくある質問
ウォークスルーは統制テストと同じですか?
異なります。ウォークスルーは主に統制の設計を理解するために1件の取引を追跡する手続であり、運用の有効性を裏付けるために複数件をサンプリングする統制テストとは目的や規模が異なります。
ウォークスルーはどんな場面で実施しますか?
監査人が企業の会計情報システムや内部統制の流れを理解する初期段階で実施することが多く、統制の設計上の弱点や職務分離の不足を早期に発見する手がかりにもなります。
所属章: Ch.6 内部統制 Part 1
関連語(Ch.6 内部統制 Part 1)
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