Risk Assessment(リスク評価)
意味
リスク評価
カイロウ式ヒント
目的達成を脅かすリスクの識別・分析
Risk Assessment の試験対策解説
リスク評価(Risk Assessment)は、企業が財務報告目的の達成を脅かす内部・外部のリスクを識別し、その重要性や発生可能性を分析する内部統制の構成要素です。新規事業への参入、システムの変更、人員の入れ替わり、会計基準の改正といった事象は、既存の統制では対応しきれない新たなリスクを生み出すため、企業側のリスク評価プロセスが継続的に機能している必要があります。監査人はこの企業側のリスク評価プロセスを理解した上で、自らも重要な虚偽表示リスクを識別・評価しますが、両者は主体が異なる別のプロセスである点に注意が必要です。AUDでは企業のリスク評価と監査人の重要な虚偽表示リスクの評価が混同されやすく、出題者はこの違いを突いてきます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「リスク評価」は企業側のプロセスと監査人側のプロセスの両方で使われる紛らわしい用語です。COSO構成要素としてのリスク評価は企業(経営者)の活動であり、監査人が実施する重要な虚偽表示リスクの評価とは別物である点を選択肢の主語で見極めましょう。
英語例文
The entity's risk assessment process identifies and analyzes risks relevant to financial reporting objectives.
企業のリスク評価プロセスは、財務報告目的に関連するリスクを識別し分析するものである。
Risk Assessment に関するよくある質問
企業のリスク評価と監査人のリスク評価はどう違いますか?
企業のリスク評価は経営者が自社の目的達成を脅かすリスクを識別・分析するプロセスであり、監査人のリスク評価は財務諸表に重要な虚偽表示が生じるリスクを監査人自身が評価するプロセスです。主体が異なります。
リスク評価はどのような場面で新たに必要になりますか?
新規事業への進出、急成長、システムや人員の変更、新しい会計基準の適用など、事業環境や業務プロセスに変化が生じた場面では、既存の統制が対応しきれない新たなリスクが生じるため再評価が必要になります。
所属章: Ch.6 内部統制 Part 1
関連語(Ch.6 内部統制 Part 1)
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