SOC 1 Report(SOC 1報告書)
意味
SOC 1報告書
カイロウ式ヒント
委託企業のICFRに関連する受託企業の統制
SOC 1 Report の試験対策解説
SOC 1レポートは、給与計算やデータ処理業務などを外部に委託する企業(委託企業)の財務報告に係る内部統制(ICFR)に関連する、受託企業側の統制を評価した報告書です。企業が業務の一部を外部の受託企業にアウトソーシングしている場合、その受託企業の統制の不備が委託企業の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるため、委託企業の監査人はSOC 1レポートを利用して受託企業の統制状況を把握します。SOC 1レポートにはType 1(一時点の設計評価)とType 2(一定期間の運用評価を含む)の2種類があり、監査人はどちらが監査目的に適しているかを判断して利用します。
試験での問われ方・ひっかけポイント
SOC 1はICFR(財務報告に係る内部統制)に焦点を当てる点がSOC 2(Trust Services Criteria)との最大の違いです。監査人が受託企業を直接訪問して統制をテストする代わりに、SOC 1レポートを利用できる点も問われます。
英語例文
A SOC 1 report addresses controls at a service organization relevant to user entities' ICFR.
SOC 1報告書は、利用者企業のICFRに関連する受託企業の統制を対象としています。
SOC 1 Report に関するよくある質問
SOC 1レポートとSOC 2レポートの違いは何ですか?
SOC 1は財務報告に係る内部統制(ICFR)に関連する受託企業の統制を対象とするのに対し、SOC 2はセキュリティや可用性などのTrust Services Criteriaに基づく統制を対象とします。目的が異なります。
なぜ監査人はSOC 1レポートを利用するのですか?
給与計算などの業務を受託企業に委託している場合、受託企業の統制の不備が委託企業の財務諸表に影響を及ぼし得るため、直接訪問せずに統制状況を把握する手段としてSOC 1レポートを利用します。
所属章: Ch.12 その他の考慮事項
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