Segregation of Duties(職務分離)
意味
職務分離
カイロウ式ヒント
Authorization / Recording / Custody の3分離
Segregation of Duties の試験対策解説
職務分離(Segregation of Duties)は、不正やエラーを防止・発見するために、承認(Authorization)、記録(Recording)、資産の保管(Custody)という3つの機能を異なる担当者に分担させる統制活動の代表例です。同一人物がこれらすべてを担うと、取引を承認し、帳簿に記録し、さらに関連資産を自由に扱えることになり、不正の実行と隠蔽が容易になってしまいます。中小企業では人員が限られ完全な職務分離が難しい場合もあり、その際は経営者による補完的な統制(詳細なレビューなど)が重視されます。AUDでは3機能の組み合わせのうち、どの組み合わせを同一人物が担うと最もリスクが高いかを問う設問が定番です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
承認・記録・保管の3機能のうち、承認と保管を同一人物が兼ねるケースが最もリスクが高いとされます。設問では特定の担当者が複数の機能を兼務している状況を示し、どのリスクが生じるかを問う形式が典型的です。
英語例文
Proper segregation of duties separates authorization, recording, and custody functions among different employees.
適切な職務分離は、承認、記録、保管の各機能を異なる従業員の間で分離するものである。
Segregation of Duties に関するよくある質問
小規模企業では職務分離は不可能ですか?
人員が少ないため理想的な職務分離が難しいことは多いですが、不可能というわけではありません。経営者自身による詳細なレビューや承認など、補完的な統制で職務分離の不足を一部カバーすることが期待されます。
なぜ承認・記録・保管を分けるのですか?
同一人物がすべてを担うと、不正な取引を自ら承認し、帳簿操作で隠蔽し、資産を持ち出すという一連の行為を1人で完結できてしまうためです。機能を分けることで相互牽制が働きます。
所属章: Ch.6 内部統制 Part 1
関連語(Ch.6 内部統制 Part 1)
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