Presumed Risk of Fraud in Revenue(収益における不正の推定リスク)
意味
収益における不正の推定リスク
カイロウ式ヒント
SAS/PCAOB共通の推定。反証には十分な根拠が必要。cf. Revenue Recognition
Presumed Risk of Fraud in Revenue の試験対策解説
収益における不正の推定リスク(Presumed Risk of Fraud in Revenue)とは、収益認識に関して監査基準が置く「特別な理由がない限り不正リスクが存在するものとして扱う」という推定のことをいい、Revenue Recognitionの項目と表裏一体の概念です。この推定は監査人の職業的専門家としての判断を完全に排除するものではなく、十分な根拠があれば反証することも制度上は認められています。ただし反証には相応の説明と証拠が必要であり、実務上は多くの監査業務で収益認識に対する追加的な不正対応手続が組み込まれます。この推定は監査基準(SASおよびPCAOB基準)の双方で共通して採用されている考え方です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「推定は反証可能だが、反証には十分な根拠が必要」という点と、この推定がSAS・PCAOB基準の双方に共通する原則であるという点の2つが選択肢の正誤判断でよく狙われます。
英語例文
Auditing standards require a presumption that there is a risk of fraud in revenue recognition.
監査基準は、収益認識には不正リスクが存在するという推定を求めています。
Presumed Risk of Fraud in Revenue に関するよくある質問
収益における不正の推定リスクとRevenue Recognitionの関係は?
収益認識という会計論点そのものに対して、監査基準が『不正リスクがあると推定する』という立場を取ったものがこの推定リスクであり、両者は表裏一体の関係にあります。
この推定を覆すことは可能ですか?
制度上は可能ですが、単に『問題がなさそうだから』では不十分で、業種特性や取引形態などに基づく十分な根拠を示す必要があり、実務ではあまり多用されません。
所属章: Ch.2 重要概念
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