Materiality(重要性)
意味
重要性
カイロウ式ヒント
利用者の判断に影響する「フィルター」
Materiality の試験対策解説
監査における重要性とは、財務諸表の虚偽表示が単独で、または他の虚偽表示と合計された場合に、財務諸表を利用して合理的な判断を行う人物の経済的意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる程度のことをいいます。監査人は計画段階で全体重要性を設定し、それを基準にリスク評価や監査手続の範囲、必要な監査証拠の量を決定します。重要性は固定の金額基準ではなく、企業の規模・業種・利用者層に応じて監査人が職業的専門家としての判断に基づいて設定する点が実務上のポイントです。金額の大小だけでなく、後述する定性的重要性と組み合わせて総合的に評価されます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
重要性は「監査人が決める主観的な基準」であり、法令で一律の金額が定められているわけではない点が問われます。全体重要性と実績重要性(Performance Materiality)を混同させる選択肢に注意しましょう。
英語例文
Materiality is determined based on the needs of a reasonable user of the financial statements.
重要性は、財務諸表の合理的な利用者のニーズに基づいて決定されます。
Materiality に関するよくある質問
重要性はどのように算定しますか?
税引前利益や総資産、収益などのベンチマークに一定のパーセンテージを乗じて算定するのが一般的です。ただし具体的な比率は監査人の職業的専門家としての判断によって決まり、画一的な公式はありません。
重要性はなぜ監査計画の最初に決めるのですか?
重要性を先に設定することで、どの勘定科目にどの程度の監査資源を配分すべきかを判断できるためです。重要性が低いほど、より多くの証拠や詳細な手続が必要になります。
所属章: Ch.2 重要概念
関連語(Ch.2 重要概念)
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