Fraud(不正)
意味
不正
カイロウ式ヒント
意図的な虚偽表示
Fraud の試験対策解説
不正(Fraud)とは、財務諸表に虚偽表示を生じさせる意図的な行為をいい、大きく「不正な財務報告」と「資産の横領」の2種類に分類されます。誤謬との決定的な違いは、行為者に欺く意図があるかどうかです。監査人は不正そのものを摘発する職業ではありませんが、財務諸表全体が重要な虚偽表示から自由であることについて合理的な保証を得る責任を負っており、そのために不正リスクを識別・評価し、それに対応する監査手続を計画・実施する必要があります。不正のリスク評価には、経営者への質問や不正のトライアングルの検討などが含まれます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
監査人は不正を発見・摘発する責任ではなく、重要な虚偽表示(不正によるものを含む)がないことについて合理的な保証を得る責任を負う、という表現の違いを問う問題が頻出です。
英語例文
Fraud involves intentional misstatements, including fraudulent financial reporting and misappropriation of assets.
不正には、不正な財務報告と資産の横領の両方を含む意図的な虚偽表示が含まれます。
Fraud に関するよくある質問
不正はなぜ誤謬より監査上のリスクが高いのですか?
不正は意図的に証拠を隠蔽・偽装しようとする行為を伴うため、通常の監査手続では発見しにくいからです。共謀や偽造文書が絡むとさらに発見が困難になります。
監査人は不正を100%発見する責任がありますか?
いいえ。監査人は合理的な保証を得ることが求められますが、絶対的な保証ではありません。巧妙に隠蔽された不正は、適切な監査手続を実施しても発見できないことがあります。
所属章: Ch.2 重要概念
関連語(Ch.2 重要概念)
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