Opportunity(機会)
意味
機会
カイロウ式ヒント
不正を実行できる環境。職務分離の不備など
Opportunity の試験対策解説
機会(Opportunity)とは、不正を発見されずに実行できる環境や状況が存在することをいい、不正のトライアングルを構成する要素の1つです。職務分離の不備、承認手続の欠如、経営者による内部統制の無効化が可能な立場、監視体制の甘さなどが典型例です。圧力や正当化が個人の内面的な要因であるのに対し、機会は企業側の内部統制の設計・運用に直結する外部的要因である点が特徴です。監査人にとって機会は最も直接的に評価・対応しやすい要素であり、内部統制の理解と評価を通じて機会の大小を判断し、監査手続に反映させます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「機会」は内部統制の不備と強く結びつく要素です。経営者による内部統制の無効化(Management Override)は、経営者に特有の機会として位置づけられる点を押さえておきましょう。
英語例文
Weak internal controls create the opportunity for fraud to occur.
内部統制が脆弱であることは、不正が発生する機会を生み出します。
Opportunity に関するよくある質問
機会はなぜ監査人が最も対応しやすい要素なのですか?
圧力や正当化は個人の内面の問題であり外部から観察しにくいのに対し、機会は内部統制の設計・運用状況として観察・評価できるため、監査手続で直接対応しやすいからです。
経営者による内部統制の無効化は機会に含まれますか?
含まれます。経営者は職位上、通常の統制を無効化できる立場にあるため、これは経営者に特有の機会とされ、監査人は特に警戒すべきリスクとして扱います。
所属章: Ch.2 重要概念
関連語(Ch.2 重要概念)
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