Operating Effectiveness(運用の有効性)
意味
運用の有効性
カイロウ式ヒント
統制が設計通りに運用されているか
Operating Effectiveness の試験対策解説
運用の有効性(Operating Effectiveness)とは、適切に設計された統制が、対象期間を通じて実際に設計どおりに機能していたかどうかを評価する概念です。監査人は、統制を実施する適切な権限を持つ人物が存在するか、統制が一貫して運用されているか、どのように実施されているかという観点から検証します。評価手法には、担当者への質問、関連文書の閲覧、統制の実施状況の観察、統制の再実施などがあり、内部統制に依拠して実証手続を減らそうとする場合には、統制テストとしてこの運用の有効性を裏付ける十分な証拠を入手する必要があります。設計の有効性が「仕組みの良し悪し」であるのに対し、運用の有効性は「実際に機能していたか」という実態面を扱う点が対比のポイントです。
試験での問われ方・ひっかけポイント
設計は良くても運用が伴っていない、あるいは逆に運用は忠実でも設計自体に欠陥がある、というパターンの区別が頻出です。統制テストの対象となるのは主に運用の有効性であり、質問・観察・閲覧・再実施という4つの証拠入手手法とセットで覚えておきましょう。
英語例文
Testing operating effectiveness determines whether the control operated as designed throughout the period.
運用の有効性のテストは、統制が対象期間を通じて設計どおりに機能していたかどうかを判断するものである。
Operating Effectiveness に関するよくある質問
運用の有効性のテストにはどんな手法がありますか?
担当者への質問、関連する証憑や文書の閲覧、統制が実施される様子の観察、そして監査人自身が統制を再実施して確認する方法があります。これらを組み合わせて十分な証拠を入手します。
内部統制に依拠すれば実証手続は不要になりますか?
不要にはなりません。内部統制に依拠して統制リスクを低く評価できれば実証手続の範囲を縮小できますが、内部統制には固有の限界があるため、実証手続を完全に省略することはできません。
所属章: Ch.6 内部統制 Part 1
関連語(Ch.6 内部統制 Part 1)
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