IT Dependency(IT依存度)
意味
IT依存度
カイロウ式ヒント
IT依存度が高い→ITGCテスト必須。自動化統制の信頼性に直結する
IT Dependency の試験対策解説
IT依存度(IT Dependency)は、企業の財務報告プロセスがどの程度情報システムに依拠しているかを示す概念で、監査人が内部統制を評価する際に検討すべき重要な観点です。取引の処理や記録、集計、報告の多くが自動化されたシステムを通じて行われている企業ほどIT依存度が高いとされ、そのような企業では自動化された統制の信頼性を支えるIT全般統制(ITGC)、すなわちアクセス管理・プログラム変更管理・システム運用管理などの評価が不可欠になります。IT全般統制が不十分だと、個々の自動化統制がどれほど適切に設計されていても、権限のない者によるデータ改ざんなどにより信頼性が損なわれる可能性があります。AUDでは、IT依存度の高低に応じて監査アプローチがどう変わるかが問われます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
IT依存度が高い企業では、自動化された統制(アプリケーションコントロール)だけでなく、それを支えるIT全般統制の評価が不可欠になる点が頻出です。IT全般統制に不備があると、自動化統制全体の信頼性が損なわれるという因果関係を押さえておきましょう。
英語例文
The auditor should assess IT dependency to determine the extent of IT general controls testing.
監査人は、IT全般統制のテストの範囲を判断するために、IT依存度を評価すべきである。
IT Dependency に関するよくある質問
IT依存度が高い企業では何を追加で評価しますか?
アクセス管理、プログラム変更管理、システム運用管理といったIT全般統制(ITGC)の評価が不可欠になります。ITGCが不十分だと自動化された統制自体の信頼性が損なわれるためです。
IT依存度が低い企業ではIT統制の評価は不要ですか?
完全に不要になるわけではありませんが、手作業による統制の比重が大きいため、IT全般統制よりも職務分離や承認手続など従来型の統制活動の評価が相対的に重要になります。
所属章: Ch.6 内部統制 Part 1
関連語(Ch.6 内部統制 Part 1)
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