USCPA試験日はいつ?通年受験の仕組みとNTS期限・Prometric予約ガイド
「USCPAの試験日って、いつでも受けられるの?」 「NTSが届いたけど、予約はいつまでにすればいい?」 「Prometricの予約、直前だと埋まっていることってあるの?」
結論から答えます。USCPA(米国公認会計士)のCore科目(FAR・AUD・REG)は、年間を通じていつでも受験日を予約できます。 日本の資格試験にありがちな「年1〜2回の一斉試験日」という制約はありません。
ただし、「いつでも受けられる」という言葉だけを信じて油断すると、NTS(Notice to Schedule)の有効期限切れで受験料を没収される、繁忙期に希望日時のPrometric予約が埋まっているといった落とし穴にはまります。
この記事では、試験日程の仕組みそのもの(Continuous TestingとDisciplineの窓)、NTSの期限管理、Prometric予約の具体的な手順とコツ、変更・キャンセルのルールまで、「試験日をいつ・どう確定させるか」にフォーカスして整理します。試験当日の持ち物や会場での流れはUSCPA試験当日の流れ・予約・持ち物ガイド、逆算した学習計画の立て方はUSCPA学習スケジュールの立て方で別途解説していますので、あわせて確認してください。
なお、受験制度・手数料・スケジュールは変更される可能性があります。本記事は執筆時点(2026年7月)の公開情報に基づいていますが、最終的な判断は必ずNASBA公式・Prometric公式、および出願州のBoard of Accountancyの最新案内で確認してください。
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USCPA試験日程の仕組み(通年受験とDiscipline科目の窓)
かつては「テストウィンドウ制」だった
USCPAはかつて、1年を4つの「テストウィンドウ」に区切り、各ウィンドウの中でしか受験できない制度でした。ウィンドウ間には受験できない「ブラックアウト期間」があり、日程の自由度は限られていました。
現在はCore科目が通年受験(Continuous Testing)
2024年のCPA Evolution移行以降、USCPA試験はCore科目(FAR・AUD・REG)とDiscipline科目(BAR・ISC・TCPから1科目選択)に再編されました。この再編にあわせて、Core科目は通年受験(Continuous Testing)が導入されています。ブラックアウト期間はなく、NTSさえ有効であれば、Prometricの空き状況が許す限りいつでも予約できます。
一方、Discipline科目(BAR・ISC・TCP)は依然として四半期ごとの受験窓(テストウィンドウ)に限定されています。窓は1月・4月・7月・10月の年4回、各月の1ヶ月間のみで、窓の外では受験できません。BARを選択する受験生は、この窓を逃すと次の窓(3ヶ月後)まで待つことになるため、Core科目以上にスケジュール管理がシビアになります。
※Discipline科目の窓の時期・回数は年度により調整されることがあります(過去にも窓の追加・変更の実績あり)。出願前に必ずNASBA公式の最新テストスケジュールを確認してください。
| 区分 | 対象科目 | 受験可能タイミング |
|---|---|---|
| Core | FAR・AUD・REG | 通年(Continuous Testing) |
| Discipline | BAR・ISC・TCP(1科目選択) | 年4回、各1ヶ月の窓のみ(1月・4月・7月・10月) |
科目ごとの受験間隔ルール
同一のテストウィンドウ内(Discipline科目の場合)や、直近の受験から一定期間内に、同じ科目を重複して受験することはできません。Core科目でリテイクする場合も、前回受験のスコアリリースを経てから再予約するのが基本的な流れです。スコアリリースの具体的な日程やリテイクのタイミングはUSCPAスコアリリース2026|日程と確認方法にまとめています。
出願州や個別の状況によって取り扱いが異なるケースがあるため、詳細は必ずNASBA公式で確認してください。
NTSの有効期限と落とし穴
NTS(Notice to Schedule)とは
NTSは、NASBAが発行する「この科目を受験してよい」という法的な許可証です。出願と受験料の支払いが完了すると発行され、Prometricで予約する際にNTSに記載のSection IDが必要になります。NTSがなければ、そもそも予約画面にたどり着けません。
有効期限は「州により異なる」
NTSの有効期限は、出願した州のBoardによって異なります。おおまかな目安は以下の通りですが、必ず自分のNTSに記載された期限を確認してください。
| 有効期限の目安 | 該当しうる州の例 |
|---|---|
| 90日程度 | 一部の州(例: テキサス州) |
| 6ヶ月程度 | 多くの州で標準的な期間 |
| 9ヶ月程度 | 一部の州(例: カリフォルニア州・ハワイ州・ルイジアナ州・ユタ州など) |
| 12ヶ月程度 | 一部の州(例: ノースダコタ州・サウスダコタ州・バージニア州など) |
(出典: Miles Education「CPA NTS 2026」)
この期間は州によって大きく異なり、かつ制度変更の対象にもなりうるため、上記はあくまで目安です。自分のNTSに記載されている具体的な失効日を必ず確認し、出願州のBoardまたはNASBAで最新情報を確認してください。
期限切れ=受験料の没収
NTSの有効期限内に受験を完了しなかった場合、そのNTSは失効し、支払った受験料は戻ってきません。 再受験するには、あらためて出願し、受験料を支払い直す必要があります。「まだ大丈夫」と先延ばしにしているうちに期限が迫り、慌ててPrometricの予約を取ろうとしても希望日が埋まっている、という事態も起こり得ます。
NTSを受け取ったら、できるだけ早くPrometricの予約を確定させるのが鉄則です。
複数科目を同時出願すべきか
複数科目をまとめて出願すると、出願の手間は1回で済みますが、すべての科目のNTSが同じタイミングで有効期限を迎えることになります。学習ペースが計画通りに進まなかった場合、後半の科目のNTSを期限切れで失効させてしまうリスクが高まります。
一般的には、学習の進捗に応じて科目ごとに出願する(1〜2科目ずつ)方が、NTSの期限に追われずに済みます。ただし、出願手続きの手間や州ごとの制約もあるため、自分の学習計画と照らして判断してください。科目順や逆算スケジュールの立て方はUSCPA学習スケジュールの立て方で詳しく解説しています。
Prometric予約の手順(会場: 東京・大阪)
NTSが手元に届いたら、いよいよPrometricで会場と日時を確定します。
予約の基本手順
Prometricのスケジューラーから、おおむね次の流れで進みます。
- スケジューラーで「Schedule(予約)」を選択
- Test Sponsor / Program で「Uniform CPA Exam」を選ぶ
- 本人確認ポリシー・個人情報の取り扱いに同意
- NTSに記載のSection IDと姓の最初の4文字を入力
- 受験会場(東京・大阪など)を選択
- 空いている日時を選び、予約を確定
日本国内では、東京会場(御茶ノ水ソラシティ)と大阪会場(中津)の2拠点が中心です。会場の所在地は時期により変わることがあるため、予約画面で表示される正式な住所を必ず確認してください。
なお、日本を含む米国外の会場で受験する場合は、通常の受験料に加えてInternational Administration Fee(国際会場手数料)をNASBAに支払う必要があります。この支払いが完了してからでないと、日本会場の予約はできません。支払い処理には時間がかかり、予約可能になるまで少なくとも24時間程度待つ必要があるとされています(NASBA Candidate Bulletin)。試験当日の持ち物や会場での具体的な流れはUSCPA試験当日ガイドで解説しています。
予約のコツ:何週間前に埋まるか
Prometricの予約可能枠は、試験日の6ヶ月前から確認・予約できるようになります(ipassthecpaexam.com)。人気の日時・会場から順に埋まっていくため、NASBAは45日以上前の予約を推奨しています(Universal CPA Review)。
日本国内の会場(東京・大阪)は座席数が限られているテストセンターであるため、土日や早朝・夕方などの人気時間帯、月末・年度末などの繁忙期は、直前だと希望の枠が埋まっていることが珍しくありません。「NTSが届いてから考える」のではなく、出願前の時点で希望の受験時期をある程度決めておき、NTS到着後は数日以内に予約するくらいのスピード感が安全です。
制度上予約できる最短期限は「試験日の5日前まで」とされていますが、これは実務上のリードタイムとは別の話です。予約の空き状況は早い者勝ちである点を踏まえ、余裕を持った行動を心がけてください。
時間帯選びの考え方
Prometricの予約では、午前・午後・夕方など複数の時間帯枠から選べます。当日のコンディションを踏まえて選ぶのがポイントです。
- 午前枠: 集中力が高い状態で臨めるが、朝の会場アクセス(電車遅延など)に余裕を持つ必要がある
- 午後枠: 午前中に軽い最終復習の時間を取れる
- 平日 vs 週末: 平日は会場が空いている傾向にある一方、社会人受験生は有給取得が必要になる
土日でも受験は可能です(後述のFAQも参照)。ただし人気枠のため、週末受験を希望する場合ほど早めの予約が推奨されます。
予約変更・キャンセルのルール
Prometric予約後にリスケジュール・キャンセルが必要になった場合、受験日までの残り日数に応じた手数料が発生します。
| Prometricへの連絡タイミング | 変更・キャンセル手数料 |
|---|---|
| 受験日の 30日以上前 | 無料 |
| 受験日の 5〜30日前 | Prometricへ直接、所定の手数料を支払う(金額は変更内容により異なる) |
| 受験日の 5日未満 | 原則としてセクションの受験料全額が必要(実質的な返金なし) |
| 受験日の 24時間未満 | Prometric経由での変更は不可。出願州のBoardへ直接相談が必要 |
(出典: Uncle Kam「2026 CPA Exam Reschedule Policy Guide」、NASBA Candidate Bulletin)
「30日以上前なら無料」というラインは必ず覚えておいてください。 体調不良や仕事の繁忙期が事前に見えている場合は、このラインを越える前に判断する方が、金銭的な損失を避けられます。
手数料の正確な金額や条件は変更されることがあるため、最新の情報は必ずPrometric公式で確認してください。
受験日から逆算するスケジューリング
ここまで解説した「試験日程の仕組み」を踏まえると、USCPA攻略の本質は「試験日を先に確定させ、そこから逆算して学習計画を立てる」ことに尽きます。
- Core科目(FAR・AUD・REG): 通年受験できる分、「いつでも受けられる」が油断を生みやすい科目です。仮予約でもよいので、学習開始時点で受験日をカレンダーに入れてしまうことが重要です。
- Discipline科目(BAR・ISC・TCP): 年4回の窓しかないため、窓を1回逃すと3ヶ月の遅延に直結します。窓の前月には出願・NTS取得を終えておく逆算が必須です。
具体的な1年・1.5年・2年のモデルプランと、科目順(FAR→BAR→AUD→REGなど)の考え方は、USCPA学習スケジュールの立て方で詳しく解説しています。受験日をいつに設定すべきか迷っている方は、まずこちらで自分に合ったプランを確認してください。
また、受験後は「いつ結果がわかるか」も逆算の重要な変数です。Core科目は受験の約1〜2週間後、Discipline科目は受験月の約2ヶ月後にスコアリリースされる仕組みになっています。次の科目の受験日をいつに設定するかは、このスコアリリースのタイミングと連動して考える必要があります。詳しくはUSCPAスコアリリース2026|日程と確認方法で解説しています。
USCPA試験日程に関するFAQ
Q. 土日は受けられますか?
受けられます。Prometricのテストセンターは土日も稼働しており、平日勤務の社会人受験生の多くが週末に受験しています。ただし週末枠は人気が高く、早めに埋まりやすいため、希望日が決まったら早めの予約をおすすめします。
Q. 何ヶ月前に予約すべきですか?
予約自体はNASBAが45日以上前を推奨していますが、Prometricの予約枠は試験日の6ヶ月前から開放されます。座席数が限られる日本会場では、人気の日時・繁忙期ほど早く埋まる傾向があるため、NTSが届いたら数日以内に予約するくらいのスピード感が安全です。
Q. NTSの有効期限は延長できますか?
NTSの有効期限延長は、原則として認められていません。やむを得ない事情(自然災害、重篤な病気など)がある場合に例外的な救済制度が用意されていることはありますが、これは特別な手続きが必要な例外対応です。「延長できるはず」を前提にスケジュールを組むのは危険です。期限内に受験することを大前提に計画してください。詳細は出願州のBoardまたはNASBA公式で確認してください。
Q. NTSが届く前に受験日の予約はできますか?
できません。Prometricの予約にはNTSに記載されたSection IDが必須のため、NTS発行前に予約を確定させることは不可能です。ただし、出願前の段階で希望の受験時期を決めておくことは可能で、これによりNTS到着後の予約スピードが大きく変わります。
Q. Core科目とDiscipline科目、両方を同じ月に受けられますか?
制度上は可能です。Core科目は通年受験のため、Discipline科目の受験窓(1月・4月・7月・10月)に合わせてCore科目を受けることもできます。ただし、同じ月に2科目分の追い込み学習をするのは負荷が高いため、学習計画上は無理のない間隔を空けることをおすすめします。
Q. 受験会場は東京・大阪以外にもありますか?
執筆時点では、日本国内は東京(御茶ノ水)・大阪(中津)の2拠点が中心です。国際会場手数料を払えば、グアムや米国本土などの海外会場でも受験できますが、多くの受験生にとっては日本会場が最も現実的です。最新の会場情報はPrometric公式で確認してください。
まとめ:「通年受験できる」は油断の合図でもある
USCPA試験日程の要点を整理します。
- Core科目(FAR・AUD・REG)は通年受験(Continuous Testing)。ブラックアウト期間はない。
- Discipline科目(BAR・ISC・TCP)は年4回、各1ヶ月の窓のみ。窓を逃すと最大3ヶ月の遅延。
- NTSの有効期限は州により異なる(目安90日〜12ヶ月)。期限切れ=受験料の没収。
- Prometricの予約枠は試験日の6ヶ月前から開放。45日以上前の予約が推奨され、人気日時・繁忙期は早く埋まる。
- 変更・キャンセルは30日以上前なら無料。直前は実質返金なし、24時間未満は変更不可。
- 「いつでも受けられる」制度だからこそ、先に受験日を決めて逆算する姿勢が合否を左右する。
試験日程の仕組みを理解したら、次は「いつ受けるか」を具体的な学習計画に落とし込みましょう。USCPA学習スケジュールの立て方で、1年・1.5年・2年のモデルプランを確認できます。試験当日の持ち物や会場での流れはUSCPA試験当日ガイドにまとめています。
なお、本記事の制度・手数料・期限に関する情報は変更される可能性があります。最終確認は必ずNASBA公式・Prometric公式、および出願州のBoard of Accountancyで行ってください。
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カイロウ
USCPA全科目合格 × AI開発者
- 働きながら総期間9ヶ月でUSCPA全4科目合格(FAR・BARは4ヶ月一発、REGは89点)
- Blueprint準拠テキスト+4,500問超の演習+AI模試を開発
- 100名以上のUSCPA受験生が利用中
- FAS業界|2026年7月 全科目合格
KAIRO AI 開発者|kairo-ai.jp
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