Variable Consideration(変動対価)
意味
変動対価
カイロウ式ヒント
割引・リベート・返品等。期待値or最頻値で見積もる
Variable Consideration の試験対策解説
変動対価とは、値引き、リベート、返金、インセンティブ、業績ボーナス、ペナルティ、返品権付き販売など、契約上の対価の額が固定されておらず変動しうる部分を指します。ASC 606では、取引価格を算定するステップ3において、この変動対価を「期待値法(発生しうる金額とその確率を加重平均する方法)」または「最頻値法(発生する可能性が最も高い単一の金額を採用する方法)」のいずれかで見積もることが求められます。どちらの方法を採用するかは、企業が最も予測に適した方法を、契約の性質に応じて一貫して適用することになります。たとえば取り得る結果が2つしかない契約(達成ボーナスの有無など)では最頻値法が、多数の結果がありうる契約では期待値法がより適切とされることが多いです。
試験での問われ方・ひっかけポイント
期待値法と最頻値法のどちらを使うべきかを、契約の結果パターン(結果が多数か、二者択一か)から判定させる設問が頻出です。両者は選択適用ではなく、実態に最も適した方法を選ぶ点も押さえましょう。
英語例文
Variable consideration is estimated using either the expected value or the most likely amount approach.
変動対価は、期待値法または最頻値法のいずれかを用いて見積もられます。
Variable Consideration に関するよくある質問
期待値法と最頻値法はどう使い分けますか?
取り得る結果が多数存在し確率分布で予測しやすい場合は期待値法、結果が二者択一に近い場合は最頻値法がより予測に適した方法として選ばれる傾向があります。
変動対価の見積りはそのまま取引価格に含めますか?
含めますが、変動対価の制約という追加ルールにより、その後の重大な戻入れが生じない可能性が高い範囲に限定して取引価格に含める必要があります。
所属章: Ch.11 収益認識
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