Standalone Selling Price(独立販売価格)
意味
独立販売価格
カイロウ式ヒント
各履行義務への取引価格配分の基礎
Standalone Selling Price の試験対策解説
独立販売価格とは、企業が財またはサービスを類似の状況で独立した顧客に個別に販売する場合の価格のことで、ASC 606のステップ4において取引価格を複数の履行義務に配分する際の基礎となります。契約上に個別の価格が明示されていない場合、企業は市場での調整後アプローチ、予想コストにマージンを加算するアプローチ、残余アプローチなどを用いて独立販売価格を見積もる必要があります。取引価格の配分は原則としてこの独立販売価格の比率に基づいて行われ、単に契約書に記載された内訳金額をそのまま使うわけではない点が重要です。バンドル販売で値引きが生じている場合、その値引きも各履行義務に比例配分されるのが原則です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
契約書に記載された個別価格と独立販売価格を混同しないよう注意しましょう。独立販売価格が観察できない場合は見積りが必要になる点、値引きは原則として全履行義務に比例配分される点が頻出です。
英語例文
The transaction price is allocated to each performance obligation based on relative standalone selling prices.
取引価格は、各履行義務の相対的な独立販売価格に基づいて配分されます。
Standalone Selling Price に関するよくある質問
独立販売価格が観察できない場合はどうしますか?
市場評価調整アプローチ、予想コスト加算マージンアプローチ、残余アプローチのいずれかを用いて独立販売価格を見積もります。どのアプローチも合理的で裏付け可能な情報に基づく必要があります。
バンドル販売の値引きはどう配分されますか?
原則として値引き総額は契約中のすべての履行義務に独立販売価格の比率で比例配分されます。ただし一定の要件を満たす場合は特定の履行義務にのみ値引きを配分できます。
所属章: Ch.11 収益認識
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