Right of Return(返品権)
意味
返品権
カイロウ式ヒント
返品見積分は収益から除外し返金負債を計上
Right of Return の試験対策解説
返品権とは、顧客が一定期間内に購入した商品を返品し、返金・値引き・別の商品との交換を受けられる契約上の権利を指します。返品権が付与された販売取引では、企業は販売時点で全額を収益計上するのではなく、将来の返品を合理的に見積もり、返品されないと見込まれる部分のみを収益として認識し、返品が見込まれる分は収益から除外したうえで返金負債として計上します。あわせて、返品されると見込まれる商品の原価相当額は返品資産(回収資産)として認識し、売上原価から除外します。これは変動対価の一種として整理される論点であり、変動対価の見積り・制約のロジックがそのまま適用される点が試験対策上のポイントです。
試験での問われ方・ひっかけポイント
返品権付き販売では、収益・返金負債・返品資産の3つを同時に認識する点が頻出です。返品見込み分を収益からただ除外するだけでなく、原価側の処理(返品資産の計上)も対になっていることを忘れないようにしましょう。
英語例文
When a right of return exists, revenue is reduced for expected returns and a refund liability is recognized.
返品権が存在する場合、予想される返品分について収益が減額され、返金負債が認識されます。
Right of Return に関するよくある質問
返品権付き販売では原価はどう処理しますか?
販売時点で売上原価全額を計上するのではなく、返品されないと見込まれる分のみを売上原価とし、返品が見込まれる商品の原価相当額は返品資産として資産計上します。
返品権は変動対価とどう関係しますか?
返品権付き販売の対価は返品の有無によって金額が変動するため変動対価の一種として扱われ、変動対価の見積り・制約のロジックを用いて収益と返金負債を算定します。
所属章: Ch.11 収益認識
関連語(Ch.11 収益認識)
FARをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。