Litigation(訴訟)
意味
訴訟
カイロウ式ヒント
偶発債務の典型例。損失の可能性で処理が変わる
Litigation の試験対策解説
Litigation(訴訟)は、Contingent Liability(偶発債務)の最も典型的な発生原因の一つとして会計上扱われます。企業が被告となっている訴訟について、弁護士の見解などをもとに敗訴の可能性を評価し、Probable(可能性が高い)かつ金額を合理的に見積もれる場合には損失を見越して負債計上します。可能性がReasonably Possible(一定程度ある)にとどまる場合は、負債計上はせず、訴訟の内容や潜在的な損失範囲を注記で開示します。可能性がRemote(ほとんどない)と評価される場合は、開示も不要です。監査人にとっては経営者の主張や外部弁護士からの確認書(Legal Letter)を用いて発生可能性と金額の妥当性を検証する重要な論点でもあります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
訴訟の進行段階(提起直後・審理中・判決直前など)に応じて発生可能性の評価が変わり、それに伴い会計処理も変わる点がひっかけになります。弁護士の見解を根拠にProbable・Possible・Remoteのどれに分類するかを判断させる設問が典型です。
英語例文
Pending litigation is accrued as a loss when the outcome is probable and the amount is estimable.
係属中の訴訟は、敗訴の可能性が高く金額を見積もれる場合、損失として計上されます。
Litigation に関するよくある質問
訴訟の損失見積りに幅がある場合はどう計上しますか?
見積り金額に幅(レンジ)がある場合、その範囲内で最も可能性の高い金額を計上します。特定の金額が他より可能性が高いと判断できない場合は、レンジの最低額を計上するのが原則です。
訴訟費用(弁護士費用)自体はどう処理しますか?
訴訟に係る弁護士費用や訴訟遂行コストは、通常は発生した期の費用として処理され、賠償金の見積り負債とは別に、実際に発生した時点で認識されます。
所属章: Ch.4 流動負債と偶発事象
関連語(Ch.4 流動負債と偶発事象)
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