Indirect Method(間接法)
意味
間接法
カイロウ式ヒント
純利益から営業CFを逆算。実務で最も一般的
Indirect Method の試験対策解説
Indirect Method(間接法)は、営業活動によるキャッシュ・フローを算定する際に、損益計算書上の純利益を出発点として、非現金項目や営業資産・負債の増減を加減算して求める方法です。減価償却費のような非現金費用を加算し、売掛金の増加のような現金化されていない収益を減算するといった調整を積み重ねます。もう一方の作成方法である直接法(Direct Method)が現金収支そのものを積み上げて表示するのに対し、間接法は純利益からの逆算という点で発想が異なりますが、最終的な営業CFの金額はどちらの方法でも一致します。US GAAP上、実務ではほとんどの企業が作成の簡便さから間接法を採用しています。
試験での問われ方・ひっかけポイント
間接法の調整項目(減価償却費の加算、売却損益の除去、運転資本の増減)の加算・減算の方向を逆にする誤りが典型的なひっかけです。資産の増加は現金の減少という対応関係を軸に整理しましょう。
英語例文
The indirect method adjusts net income for noncash items to arrive at cash from operations.
間接法では、営業活動によるキャッシュ・フローを算定するために、純利益を非現金項目について調整します。
Indirect Method に関するよくある質問
間接法と直接法で営業CFの金額は変わりますか?
変わりません。営業活動区分の合計金額はどちらの方法でも同一になります。表示方法が異なるだけで、投資活動・財務活動区分の内容にも影響はありません。
なぜ実務では間接法が多く使われるのですか?
純利益と営業CFの差異を明示できるため財務分析上有用であることに加え、既存の会計データから比較的容易に作成できる実務上の簡便さが理由として挙げられます。
所属章: Ch.16 キャッシュ・フロー計算書
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