Cumulative Effect(累積的影響額)
意味
累積的影響額
カイロウ式ヒント
会計方針変更の過去への累積的な影響額
Cumulative Effect の試験対策解説
累積的影響額とは、会計方針の変更を遡及適用した際に、表示される財務諸表の最も古い期間よりもさらに過去にさかのぼって生じていた影響を、まとめて一つの金額として算定したものです。この金額は、変更後の方針を過去のすべての期間に当初から適用していたと仮定した場合の利益剰余金と、実際に旧方針のもとで計上されていた利益剰余金との差額として計算され、表示期間の期首における利益剰余金の調整として反映されます。損益計算書を通さずに直接利益剰余金を調整する処理であるため、当期純利益には影響を与えない点が特徴です。誤謬の訂正における修正再表示でも同様の考え方で影響額が算定される場合があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
累積的影響額は損益計算書を経由せず、直接利益剰余金の期首残高を調整する点が問われます。当期純利益に影響を与えないという性質を見落として損益への影響と誤答しないよう注意しましょう。
英語例文
The cumulative effect of a change in accounting principle is recorded as an adjustment to beginning retained earnings.
会計方針の変更による累積的影響額は、利益剰余金の期首残高に対する調整として計上されます。
Cumulative Effect に関するよくある質問
累積的影響額はなぜ利益剰余金を直接調整するのですか?
過去の期間について新しい方針を当初から適用していたと仮定した場合との差額であり、当期の経営成績とは無関係だからです。損益計算書を経由させず利益剰余金の期首残高で直接調整します。
累積的影響額は当期純利益に影響しますか?
影響しません。利益剰余金の期首残高に対する直接的な調整として処理されるため、当期の損益計算書上の純利益には計上されません。
所属章: Ch.17 会計上の変更と誤謬の訂正
関連語(Ch.17 会計上の変更と誤謬の訂正)
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