Prospective Application(将来に向かっての適用)
意味
将来に向かっての適用
カイロウ式ヒント
変更時点以降のみ影響。過去は修正しない
Prospective Application の試験対策解説
将来に向かっての適用とは、会計上の変更が生じた場合に、過去の財務諸表を修正することなく、変更が行われた期間およびそれ以降の期間の会計処理にのみ変更を反映させる方法です。会計上の見積りの変更はこの将来に向かっての適用が原則とされており、たとえば固定資産の耐用年数の見直しを行った場合、過去に計上済みの減価償却費はそのままに、変更後の期間から新しい見積りに基づいて減価償却費を計算し直します。過去の期間まで遡って財務諸表を修正する遡及適用とは対照的な考え方であり、見積りという性質上、過去の判断を誤りとして扱わない点に合理性があります。両者の適用範囲を取引の性質から正しく判断できるかが試験で問われます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
将来に向かっての適用は過去の財務諸表を一切修正しない点が遡及適用との最大の違いです。耐用年数や貸倒引当金率の見直しなど、見積りの変更の具体例と組み合わせた出題に慣れておきましょう。
英語例文
Prospective application means the change affects only the current and future periods.
将来に向かっての適用とは、変更が当期および将来の期間にのみ影響を与えることを意味します。
Prospective Application に関するよくある質問
将来に向かっての適用が採用されるのはどのような変更ですか?
会計上の見積りの変更に対して採用されます。貸倒引当金の見積り率や固定資産の耐用年数の見直しなど、新しい情報に基づき将来の予測を更新する場合が典型例です。
将来に向かっての適用では過去の数値は修正されないのですか?
はい、修正されません。変更が行われた期間より前に計上済みの金額はそのままとし、変更後の期間からのみ新しい見積りに基づく処理を反映させます。
所属章: Ch.17 会計上の変更と誤謬の訂正
関連語(Ch.17 会計上の変更と誤謬の訂正)
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