Contract Cost(契約コスト)
意味
契約コスト
カイロウ式ヒント
履行コストと獲得コスト。一定要件で資産化
Contract Cost の試験対策解説
契約コストとは、顧客との契約の獲得や履行に関連して企業が負担するコストの総称で、ASC 606では「契約獲得の増分コスト」と「契約履行コスト」の2種類に区分されます。契約獲得の増分コストとは、契約を獲得しなければ発生しなかったであろうコスト(営業担当者への成功報酬型のコミッションなど)を指し、契約の成果が回収可能と見込まれる場合には資産計上し、関連する収益の認識パターンに応じて償却します。契約履行コストは、契約を履行するために直接発生するコストのうち、他の基準(棚卸資産等)の対象とならず、かつ将来の資源を生み出す・増価させるものである場合に資産化されます。いずれも一定の要件を満たさない場合は発生時に費用処理される点に注意が必要です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「契約獲得のためのコストは常に費用処理される」という誤った選択肢に注意しましょう。回収可能性など要件を満たす増分コストは資産化され、関連収益の認識に応じて償却される点が頻出です。
英語例文
Incremental costs of obtaining a contract are capitalized if expected to be recovered.
契約獲得の増分コストは、回収が見込まれる場合には資産計上されます。
Contract Cost に関するよくある質問
契約獲得の増分コストとはどのようなものですか?
契約を獲得しなければ発生しなかったであろう増分的なコストを指し、代表例は営業担当者に支払う契約獲得成功時のみのコミッションです。回収可能性が見込まれる場合に資産化されます。
資産化した契約コストはどのように費用化しますか?
資産化した契約コストは、それに関連する財・サービスの移転パターンと整合する方法で規則的に償却し、費用として認識していきます。
所属章: Ch.11 収益認識
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