Test Data(テスト・データ法)
意味
テスト・データ法
カイロウ式ヒント
ダミーデータで本番プログラムを検証
Test Data の試験対策解説
テスト・データ法(test data)とは、監査人があらかじめ作成したダミーの取引データを、クライアントの本番稼働中のプログラムに実際に処理させることで、そのプログラムに組み込まれた統制が意図通りに機能しているかを検証するCAATsの一手法です。正常なデータだけでなく、意図的にエラーを含むデータも投入し、システムが適切にエラーを検出・拒否するかを確認します。本番システムの中にダミー部門を作成して継続的にテストするintegrated test facility(ITF)とは異なり、test dataは一時的にテストを実施する点が特徴で、テスト後のデータ除去(クリーンアップ)が必要になる点も論点になります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
テスト後にダミーデータを本番データから除去する必要がある点が、常時稼働型のITFとの大きな違いです。除去漏れによる本番データ汚染のリスクも論点になります。
英語例文
The auditor processes test data through the client's live program to evaluate controls.
監査人は、統制を評価するためにクライアントの本番プログラムにテスト・データを処理させます。
Test Data に関するよくある質問
test dataとITFの違いは何ですか?
test dataは一時的にダミーデータを本番プログラムに処理させて統制を検証する手法で、ITFは本番システム内に恒久的なダミー部門を設け継続的に検証を行う手法です。
test dataを使う際の注意点は何ですか?
テストに使用したダミーデータが本番の会計記録に混入しないよう、処理後に確実に除去する必要があります。除去を怠るとクライアントの実データが汚染されるリスクがあります。
所属章: Ch.17 IT監査
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