IT General Controls (ITGC)(IT全般統制)
意味
IT全般統制
カイロウ式ヒント
アプリケーション統制の土台
IT General Controls (ITGC) の試験対策解説
IT全般統制(ITGC)とは、特定の業務プロセスではなくIT環境全体に及ぶ統制を指す概念です。具体的にはアクセス管理、プログラム変更管理、システム開発、IT運用といった領域が含まれ、これらが有効に機能して初めて、個々の業務システムに組み込まれたアプリケーション統制への依拠が可能になります。監査人はまずITGCを評価し、その有効性が確認できなければアプリケーション統制のテストを進めても十分な保証が得られません。AUDでは、ITGCの不備がアプリケーション統制全体の信頼性を損なう「土台」として扱われる点が重要な出題ポイントです。
試験での問われ方・ひっかけポイント
ITGCとアプリケーション統制の順序を問う問題が典型です。ITGCが機能していない場合、監査人はアプリケーション統制に依拠できないため、実証手続を厚くする必要がある、という因果関係を問われます。両者を対等な選択肢として並べる誤答に注意してください。
英語例文
IT general controls provide the foundation for reliance on application controls.
IT全般統制は、アプリケーション統制への依拠の土台となります。
IT General Controls (ITGC) に関するよくある質問
ITGCとアプリケーション統制の違いは何ですか?
ITGCはアクセス管理やプログラム変更管理などIT環境全体に及ぶ統制で、アプリケーション統制は個々の取引処理に組み込まれた統制です。ITGCが有効でなければアプリケーション統制への依拠もできません。
ITGCが不備の場合、監査人はどう対応しますか?
アプリケーション統制に依拠せず、実証手続を拡大する方針に切り替えます。自動化された統制の信頼性が担保できないため、より直接的な残高確認や証憑突合に重点を置くことになります。
所属章: Ch.17 IT監査
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