Scope of the Audit(監査の範囲)
意味
監査の範囲
カイロウ式ヒント
監査手続の範囲と深さ。Engagement Letterで明記。制限されると意見への影響あり
Scope of the Audit の試験対策解説
監査の範囲とは、監査人が財務諸表に対する意見を形成するために実施する監査手続の対象と深さを指し、通常は監査契約書において明確に合意・明記されます。監査の範囲が経営者や第三者によって制限される場合、監査人が十分かつ適切な監査証拠を入手できなくなり、その結果として限定付適正意見や意見不表明といった修正意見につながる可能性があります。監査の範囲の制限には、経営者が特定の記録や情報へのアクセスを拒否するといった経営者側に起因するものと、記録の紛失や実地棚卸の時期を過ぎてしまったといった状況に起因するものの両方が含まれ、原因によって監査人の対応も変わります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
監査範囲の制限は限定付適正意見または意見不表明につながる点が頻出です。制限の原因が経営者に起因するか状況に起因するかによって、監査人の心証や対応の厳しさが変わる点にも注意しましょう。
英語例文
The scope of the audit defines the boundaries of the procedures to be performed by the auditor.
監査の範囲は、監査人が実施すべき手続の境界を定めるものです。
Scope of the Audit に関するよくある質問
監査範囲の制限があるとどのような意見になりますか?
制限の重要性と広範性に応じて、限定付適正意見または意見不表明が表明されます。重要だが広範でなければ限定付適正意見、重要かつ広範であれば意見不表明となります。
監査の範囲はどこで合意されますか?
通常は監査契約の締結段階で、監査契約書に監査の範囲、責任分担、報酬などとともに明記され、監査人とクライアントの双方が合意します。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
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