Reasonable Assurance(合理的保証)
意味
合理的保証
カイロウ式ヒント
100%ではなく「高い水準の」保証。absoluteは存在しない
Reasonable Assurance の試験対策解説
合理的保証とは、監査人が財務諸表監査において取得する保証の水準を指す用語で、絶対的な保証ではなく、高い(ただし完全ではない)水準の保証であることを意味します。監査には試査(サンプリングによる検証)、内部統制の固有の限界、見積りの不確実性といった制約があるため、100%の正確性を保証することは原理的に不可能です。この概念はレビュー業務が提供する限定的保証と対比されることが多く、両者の違いは頻出論点です。合理的保証は監査人の意見表明の前提であり、監査報告書の意見の根拠区分にも明記される中核概念です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「監査は財務諸表に誤りがないことを保証する」という選択肢は誤りです。合理的保証はあくまで高い水準であって絶対的ではない点、また監査は特定の虚偽表示の不存在を保証するものではない点がひっかけになります。
英語例文
The auditor's objective is to obtain reasonable assurance about whether the F/S are free from material misstatement.
監査人の目的は、財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的保証を得ることです。
Reasonable Assurance に関するよくある質問
合理的保証と絶対的保証の違いは何ですか?
絶対的保証は100%の確実性を意味しますが、監査の性質上(試査・見積りの不確実性・内部統制の限界)達成不可能です。監査人が提供できるのはあくまで高い水準の合理的保証にとどまります。
合理的保証と限定的保証はどう違いますか?
合理的保証は監査業務で提供される高い水準の保証、限定的保証はレビュー業務で提供される相対的に低い水準の保証です。手続の範囲の違いがこの差を生みます。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
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