Rights and Obligations(権利と義務)
意味
権利と義務
カイロウ式ヒント
資産は会社のもの?負債は会社が負っている?
Rights and Obligations の試験対策解説
権利と義務(Rights and Obligations)とは、貸借対照表に計上された資産が企業の権利に属し、負債が企業が実際に負っている義務であるかを問うアサーションです。たとえば委託販売で保管しているだけの他社商品を自社の棚卸資産として計上してしまうと、実在性は満たしていても権利と義務のアサーションには違反することになります。監査人はこのアサーションを検証するため、資産の権原を示す書類(登記簿や契約書、購入証憑など)を確認する手続を実施します。実在性がそこにあるかを問うのに対し、権利と義務はそれは誰のものかを問う点で異なる観点であることを整理して理解しておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
委託販売品や担保に供された資産の扱いが権利と義務アサーションの典型的な出題パターンです。実在性を満たしていても権利と義務を満たさない場合がある点に注意しましょう。
英語例文
Confirming that the entity holds title to assets addresses the rights and obligations assertion.
資産の権原を企業が保有していることを確認する手続は、権利と義務のアサーションに対応します。
Rights and Obligations に関するよくある質問
権利と義務のアサーションはどのような場面で問題になりますか?
委託販売品の計上や担保に供された資産、リース資産の所有関係など、資産の帰属先が曖昧になりやすい場面で特に重要になります。
実在性が確認できれば権利と義務も確認できたことになりますか?
なりません。資産が物理的に存在していても、それが自社の権利に属するとは限らないため、権利と義務は実在性とは別に個別に検証する必要があります。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
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