Observation(観察)
意味
観察
カイロウ式ヒント
プロセスの実行を見る手続
Observation の試験対策解説
Observationとは、企業の従業員が実施しているプロセスや手続を、監査人がその場で見て確認する監査手続です。代表例が実地棚卸の立会(Observation of physical inventory count)で、監査人は数量のカウント作業そのものではなく、企業が定めた棚卸手続が実際にどう運用されているかを観察します。Observationの限界は、観察している瞬間しか証拠にならない点にあります。監査人が見ていない時間帯や別の場所では、同じ手続が同様に行われているとは限らないため、Observationだけでは十分な証拠とならず、他の実証手続と組み合わせる必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「Observationは観察した時点・場所でしか有効な証拠にならない」という限界が頻出論点です。棚卸立会の目的は数量の完全性の直接検証ではなく、企業の棚卸手続の遵守状況の確認である点との混同に注意してください。
英語例文
Observation of the client's inventory count provides evidence about the existence assertion.
得意先の実地棚卸に立ち会う(Observation)ことは、実在性の監査要点に関する証拠を提供します。
Observation に関するよくある質問
ObservationとInspectionはどう違いますか?
Observationは進行中のプロセスや手続を見る行為で、対象は動作や作業です。一方Inspectionは記録・文書・資産そのものを確認する行為で、対象は静的な物です。棚卸の作業を見るのはObservation、棚卸表を見るのはInspectionと区別します。
なぜObservationだけでは不十分なのですか?
監査人が観察できるのはその場・その瞬間の作業のみで、観察していない期間や場所で同じ手続が守られている保証はありません。そのためテストカウントや突合など他の実証手続と組み合わせる必要があります。
所属章: Ch.8 実証性テスト Part 1
関連語(Ch.8 実証性テスト Part 1)
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