Inquiry(質問)
意味
質問
カイロウ式ヒント
経営者や従業員に聞く手続。単独では不十分
Inquiry の試験対策解説
Inquiryは、経営者や従業員、あるいは企業外部の関係者に質問し、口頭または書面で回答を得る監査手続です。誰にでも実施できる一方、回答者の記憶違いや意図的な誤導のリスクがあるため、証拠としての信頼性は他の手続に比べて低いとされます。そのため、Inquiry単独で十分な監査証拠とみなされることはなく、必ず他の実証手続(Inspection、Recalculationなど)と組み合わせて裏付けを取ることが求められます。会計上の見積りの背景や、内部統制の実際の運用状況を把握する初期段階の手続として、監査プロセス全体で幅広く用いられます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「Inquiry alone is not sufficient」という表現が頻出です。質問だけで手続を完了したように見える選択肢は誤りであることが多く、必ず他の証拠入手手続との組み合わせが必要な点が問われます。
英語例文
Inquiry alone is not sufficient to provide adequate audit evidence.
Inquiry(質問)単独では、適切な監査証拠を提供するには不十分です。
Inquiry に関するよくある質問
Inquiryはなぜ単独では不十分とされるのですか?
回答は経営者や従業員の記憶・認識・意図に依存し、客観性に欠けるためです。悪意がなくても記憶違いが生じますし、経営者による不正のリスクも排除できないため、他の実証手続で裏付ける必要があります。
Inquiryはどのような場面で使われますか?
内部統制の運用状況の把握や、会計上の見積りの前提・仮定の確認、訴訟や偶発債務の有無の把握など、事実確認の入口として幅広く用いられます。得られた回答は他の手続で裏付けます。
所属章: Ch.8 実証性テスト Part 1
関連語(Ch.8 実証性テスト Part 1)
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