Inspection(閲覧・査閲)
意味
閲覧・査閲
カイロウ式ヒント
記録や文書を調べる手続
Inspection の試験対策解説
Inspectionは、記録・文書・有形資産を実際に確認する監査手続です。契約書や請求書などの証憑を閲覧して記載内容を検証する場合と、棚卸資産や固定資産の実物を確認する場合の両方を含みます。証憑突合(Vouching)や追跡(Tracing)は、いずれもInspectionという広い概念を特定の方向に応用した個別テクニックとして位置づけられます。証拠としての信頼性は証憑の作成者と入手経路に依存し、企業外部の第三者が作成し監査人が直接入手した証憑ほど心証が強くなります。監査証拠を入手する基本手続の一つとして、AUDでは他の手続との違いを含めて全体像を押さえておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
InspectionはVouchingやTracingの上位概念である点が問われます。単に「文書を見た」で終わらせず、その証憑がどこから入手されたか(内部作成か外部作成か)を問う設問で信頼性の高低を判断させる出題が典型です。
英語例文
The auditor performed inspection of supporting documents to verify the recorded transaction.
監査人は、記録された取引を裏付けるため、支持証憑のInspection(閲覧)を実施しました。
Inspection に関するよくある質問
InspectionとVouchingの違いは?
Inspectionは記録・文書・実物資産を確認する手続全般を指す広い概念で、Vouchingはそのうち帳簿記録から原始証憑へさかのぼって確認する方向性を持つ個別手続です。Vouchingは常にInspectionの一種といえます。
有形資産の実査もInspectionに含まれますか?
含まれます。棚卸資産の実地棚卸への立会で現物を確認する行為や、固定資産の現物確認もInspectionの一形態です。文書の閲覧だけでなく実物の確認まで対象範囲が広い点を押さえてください。
所属章: Ch.8 実証性テスト Part 1
関連語(Ch.8 実証性テスト Part 1)
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