Material Misstatement(重要な虚偽表示)
意味
重要な虚偽表示
カイロウ式ヒント
利用者の判断に影響する程度の誤り
Material Misstatement の試験対策解説
重要な虚偽表示とは、財務諸表利用者の経済的意思決定に影響を及ぼす可能性がある程度の誤りまたは脱漏を指し、その原因は意図的な不正の場合もあれば、意図しない誤謬の場合もあります。ある虚偽表示が重要かどうかの判断は、金額の大きさ(量的重要性)だけでなく、取引の性質や状況(質的重要性)も考慮して総合的に行われます。監査人はあらゆる監査手続を通じて、財務諸表に重要な虚偽表示が存在しないことについて合理的保証を得ることを目的としており、監査計画の立案からリスク評価、証拠の収集、意見形成に至るまで、この重要な虚偽表示という概念が一貫した判断基準として用いられます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
重要性の判断は金額の大小(量的側面)だけでなく取引の性質(質的側面)も考慮する点が頻出です。金額が小さくても関連当事者取引などは質的に重要と判断される場合がある点に注意しましょう。
英語例文
The auditor plans the audit to detect material misstatements whether caused by error or fraud.
監査人は、誤謬または不正によって生じたかにかかわらず、重要な虚偽表示を発見できるよう監査を計画します。
Material Misstatement に関するよくある質問
重要な虚偽表示は誤謬と不正のどちらに限定されますか?
どちらにも限定されません。意図しない誤謬による虚偽表示も、意図的な不正による虚偽表示も、ともに重要な虚偽表示に含まれます。
虚偽表示の重要性はどのように判断されますか?
金額の大きさという量的側面だけでなく、取引の性質や利用者の意思決定への影響という質的側面も考慮して、監査人が総合的に判断します。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
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