Hash Total(ハッシュ合計)
意味
ハッシュ合計
カイロウ式ヒント
意味のない数字の合計で完全性を確認
Hash Total の試験対策解説
ハッシュ合計(hash total)とは、本来は合計する意味を持たない数値項目(従業員番号や口座番号など)を機械的に合算した値で、処理の完全性を確認するために用いられる統制です。処理前に算出したハッシュ合計と処理後の合計が一致すれば、すべてのレコードが漏れなく処理されたことを裏付けられます。金額などの意味のある数値を合計するcontrol totalとは異なり、hash totalは合計値そのものに業務上の意味を持たない点が特徴です。AUDではこの「意味を持たない数字をあえて合計する」という発想が問われやすく、control totalとの目的の違いを整理しておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
「合計に業務上の意味がない」という点がcontrol totalとの最大の違いです。従業員番号やアカウント番号のような識別番号の合計であることを示すキーワードに注目してください。
英語例文
A hash total of employee numbers verifies that all records were processed completely.
従業員番号のハッシュ合計は、すべてのレコードが漏れなく処理されたことを検証します。
Hash Total に関するよくある質問
hash totalとcontrol totalの違いは何ですか?
hash totalは従業員番号のように業務上意味を持たない数値の合計で完全性のみを検証します。control totalは金額など意味のある数値の合計で、完全性に加えて正確性も検証します。
なぜ意味のない数字をわざわざ合計するのですか?
合計値自体に業務的な意味を持たせないことで、処理前後の合計が一致するかどうかという純粋な完全性チェックの目的に特化できるためです。改ざんや欠落の検出に有効です。
所属章: Ch.17 IT監査
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