Giffen Goods(ギッフェン財)
意味
ギッフェン財
カイロウ式ヒント
価格↑→需要量↑の例外。所得効果が代替効果を上回る劣等財の極端なケース
Giffen Goods の試験対策解説
価格が上昇すると需要量もあわせて増加するという、需要の法則の例外にあたる特殊な財がギッフェン財です。通常、価格上昇による代替効果は需要量を減少させますが、ギッフェン財では所得効果(実質所得の低下が需要に与える影響)が代替効果を上回るほど強く働く極端な劣等財において生じるとされます。所得の大部分をその財に依存する消費者が、価格上昇によって実質所得が低下した結果、より高価な代替財を諦めて当該財への依存をさらに強めるという状況が理論上想定されます。現実の市場で明確に確認された例は極めて限られており、あくまで理論上の例外事例として位置づけられています。
試験での問われ方・ひっかけポイント
ギッフェン財は単なる劣等財ではなく、劣等財の中でも所得効果が代替効果を上回るという極端な条件を満たす特殊なケースである点が問われます。劣等財=ギッフェン財と誤認しないようにしましょう。
英語例文
Giffen goods violate the law of demand because quantity demanded increases as price rises.
ギッフェン財は、価格が上昇するにつれて需要量も増加するため、需要の法則に反します。
Giffen Goods に関するよくある質問
ギッフェン財とヴェブレン財はどう違いますか?
ギッフェン財は極端な劣等財において所得効果が支配的になる現象であるのに対し、ヴェブレン財は高価格自体がステータスとなる見せびらかし消費によって生じる、原因が異なる例外です。
なぜギッフェン財では価格上昇が需要量を増やすのですか?
価格上昇による実質所得の低下(所得効果)が、より高価な代替財への乗り換えを困難にし、当該財への依存をむしろ強めるためです。この所得効果が代替効果を上回ることが条件です。
所属章: Ch.22 ミクロ経済学
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