Existence(実在性)
意味
実在性
カイロウ式ヒント
記録された資産・負債が実際に存在するか
Existence の試験対策解説
実在性(Existence)とは、貸借対照表に計上された資産や負債が実際に期末時点で存在しているかを問うアサーションです。棚卸資産の実地棚卸立会や、固定資産の現物確認、有価証券の実査などが実在性を検証する代表的な監査手続にあたります。架空の在庫を計上して資産を水増しする不正は、この実在性アサーションへの違反として現れます。実在性は資産の期末残高に関するアサーションの中でも特に重視される項目であり、権利と義務アサーション(その資産が本当に会社のものか)とセットで問われることも多いため、両者の違いを整理して押さえておくことが重要です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
棚卸資産の実地棚卸立会は実在性の検証手続として頻出です。一方、網羅性の検証には別の視点(記録漏れの有無)が必要である点を混同しないよう注意しましょう。
英語例文
Physical inventory counts primarily address the existence assertion for inventory.
実地棚卸は主に棚卸資産の実在性アサーションを検証するために行われます。
Existence に関するよくある質問
実在性と権利と義務のアサーションはどう違いますか?
実在性は資産が物理的・実質的に存在するかを問うのに対し、権利と義務は存在する資産が本当に企業に帰属するかを問います。存在の有無と所有の有無という別の論点です。
実在性アサーションを検証する代表的な監査手続は何ですか?
棚卸資産の実地棚卸立会、固定資産の現物確認、有価証券の実査、売掛金の確認状送付などが代表的な手続として、監査の現場で広く用いられています。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
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