Engagement Risk(契約リスク)
意味
契約リスク
カイロウ式ヒント
監査リスクより広い概念。訴訟・評判・報酬回収リスクを含む。契約受諾判断で考慮
Engagement Risk の試験対策解説
契約リスクとは、特定のクライアントとの監査契約を締結・継続することに伴い、監査人自身が被る可能性のあるリスクの総称であり、監査リスクよりも広い概念です。契約リスクには、財務諸表の重要な虚偽表示を見逃すリスクだけでなく、監査後に訴訟を起こされるリスク、監査事務所の評判が損なわれるリスク、報酬が回収できないリスクなど、監査業務そのものの品質とは別の経営上のリスクも含まれます。監査人は新規クライアントの受諾や既存クライアントとの契約継続を判断する際、このクライアント固有の契約リスクを総合的に評価し、リスクが過度に高い場合には契約を辞退するという判断を下すことがあります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
契約リスクは監査リスクより広い概念で、訴訟・評判・報酬回収など監査品質以外のリスクを含む点が頻出です。契約受諾・継続の判断段階で評価される点も併せて押さえましょう。
英語例文
The auditor should evaluate engagement risk before accepting a new audit client.
監査人は新規クライアントを受諾する前に、契約リスクを評価すべきです。
Engagement Risk に関するよくある質問
契約リスクと監査リスクはどう違いますか?
監査リスクは意見表明の誤りに関するリスクに限られますが、契約リスクはそれに加え、訴訟リスクや評判リスク、報酬回収リスクなど経営上のリスクも含む、より広い概念です。
契約リスクはどの段階で評価されますか?
新規クライアントの受諾判断や、既存クライアントとの契約継続の判断を行う段階で評価されます。リスクが過度に高い場合、監査人は契約を辞退することがあります。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
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