Diseconomies of Scale(規模の不経済)
意味
規模の不経済
カイロウ式ヒント
生産規模↑→平均費用↑
Diseconomies of Scale の試験対策解説
規模の不経済とは、企業が生産規模を拡大しすぎた結果、かえって生産物1単位あたりの平均費用が上昇していく現象を指します。組織が大きくなることによる管理コストの増大、意思決定の遅延、従業員間のコミュニケーション不全、官僚的な組織構造の非効率などが主な要因として挙げられます。長期平均費用曲線が右上がりに転じる区間として表現され、規模の経済と対をなす概念です。企業にとっては、規模の経済が働く範囲内で生産規模を拡大することが望ましく、規模の不経済が生じる水準まで拡大しすぎることは非効率であるという含意が経済学的な結論となります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
規模の不経済は、単に企業が「大きい」ことが原因ではなく、管理コストの増大など組織運営上の非効率が平均費用を押し上げる点が原因である、という因果関係を押さえておきましょう。
英語例文
Diseconomies of scale result when a firm becomes too large and average costs begin to rise.
規模の不経済は、企業が大きくなりすぎることで平均費用が上昇し始めるときに生じます。
Diseconomies of Scale に関するよくある質問
規模の不経済はどのような要因から生じますか?
組織の巨大化に伴う管理コストの増加、意思決定の遅延、コミュニケーションの非効率、官僚的な組織構造などが主な要因として挙げられます。
規模の経済と規模の不経済はどう対比して覚えればよいですか?
生産規模の拡大に対して平均費用が低下する局面が規模の経済、逆に上昇に転じる局面が規模の不経済です。長期平均費用曲線の傾きの向きで判断します。
所属章: Ch.22 ミクロ経済学
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