Disclaimer of Opinion(意見不表明)
意味
意見不表明
カイロウ式ヒント
証拠不足で意見を言えない。検査拒否と同じ
Disclaimer of Opinion の試験対策解説
意見不表明とは、監査人が十分かつ適切な監査証拠を入手できず、財務諸表に対する意見の基礎を築けない場合に表明される結論です。意見不表明は財務諸表の適正性について何らかの判断を下すものではなく、監査人が意見を形成できなかったという事実を表明するにとどまります。原因としては、記録の紛失、経営者による情報提供の拒否、独立性の欠如などが挙げられ、いずれも監査範囲の広範な制限に該当します。検査を拒否された状態に近く、不適正意見(内容について判断した上で問題ありとする)とは性質が根本的に異なる点を理解しておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
意見不表明は「意見を言わない」選択であり、財務諸表が不適正だと言っているわけではない点が頻出のひっかけです。証拠不足による判断不能という位置づけを不適正意見と混同しないようにしましょう。
英語例文
A disclaimer of opinion is appropriate when the auditor is unable to obtain sufficient appropriate evidence.
監査人が十分かつ適切な監査証拠を入手できない場合、意見不表明が適切です。
Disclaimer of Opinion に関するよくある質問
意見不表明はどのような場合に表明されますか?
監査範囲の制限が重要かつ広範であり、監査人が十分な証拠を入手できず意見の基礎を築けない場合に表明されます。証拠不足が根本原因です。
意見不表明でも財務諸表の一部について肯定的な記述はできますか?
できません。意見不表明の後に一部を肯定するピースミール・オピニオンは禁止されており、財務諸表全体について判断を差し控える姿勢を貫く必要があります。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
AUDをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。