Detection Risk (DR)(発見リスク)
意味
発見リスク
カイロウ式ヒント
監査人の手続が見逃すリスク。唯一コントロール可能
Detection Risk (DR) の試験対策解説
発見リスクとは、財務諸表に存在する重要な虚偽表示を、監査人が実施した監査手続によっても発見できないリスクを指します。監査リスクを構成する3要素(固有リスク・統制リスク・発見リスク)のうち、企業側の要因である固有リスクと統制リスクは監査人が直接コントロールできないのに対し、発見リスクは監査手続の種類・時期・範囲を調整することで監査人が唯一直接的に管理できる要素です。重要な虚偽表示リスク(固有リスク×統制リスク)が高いと評価された領域では、発見リスクを低く抑える必要があり、そのためにより多くの、より質の高い監査証拠を入手する実証手続が求められます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
発見リスクは監査人が唯一コントロールできるリスクである点が頻出です。重要な虚偽表示リスクが高いほど、許容できる発見リスクは低くなり、監査手続を強化する必要があるという逆相関の関係を押さえましょう。
英語例文
Detection risk is the only component of audit risk that the auditor can directly control.
発見リスクは、監査人が直接コントロールできる監査リスクの唯一の構成要素です。
Detection Risk (DR) に関するよくある質問
発見リスクはなぜ監査人がコントロールできるのですか?
監査手続の種類、実施時期、実施範囲を監査人自身が決定できるためです。固有リスクや統制リスクとは異なり、監査人の判断次第で水準を調整できます。
重要な虚偽表示リスクが高い場合、発見リスクはどうすべきですか?
許容できる発見リスクを低く設定する必要があります。そのために監査人はより広範で質の高い監査証拠を入手する実証手続を計画・実施します。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
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