Deadweight Loss(死荷重)
意味
死荷重
カイロウ式ヒント
市場の非効率により失われた総余剰
Deadweight Loss の試験対策解説
死荷重とは、市場の均衡取引量から取引量が乖離することによって失われる、消費者余剰と生産者余剰の合計(総余剰)の減少分を指します。価格上限や価格下限といった価格規制、物品税の賦課、独占による過少生産などは、いずれも取引量を効率的な均衡水準から乖離させるため、本来であれば両者にとって利益となり得た取引が行われなくなり、その分の余剰が誰にも帰属せずに消失します。死荷重は市場介入や市場の失敗が社会全体の経済厚生をどれだけ損なうかを定量的に把握するための中心的な概念であり、政策の効率性を評価する際の重要な判断材料となります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
死荷重は「誰か一方の損失」ではなく、消費者余剰と生産者余剰の合計から失われる部分であり、税収など他の主体への移転とは区別される点を混同しないようにしましょう。
英語例文
A price ceiling creates deadweight loss by preventing mutually beneficial transactions.
価格上限は、互いに利益となる取引を妨げることで死荷重を生じさせます。
Deadweight Loss に関するよくある質問
死荷重が発生する典型的な原因には何がありますか?
価格上限・価格下限などの価格規制、物品税の賦課、独占による過少生産などが典型例です。いずれも取引量を効率的な水準から乖離させる点が共通しています。
税金による死荷重と税収の違いは何ですか?
税収は政府に移転される余剰であり社会全体では失われていませんが、死荷重は税によって取引自体が行われなくなったことで、誰にも帰属せずに消失する余剰を指します。
所属章: Ch.22 ミクロ経済学
関連語(Ch.22 ミクロ経済学)
AUDをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。