Control Risk (CR)(統制リスク)
意味
統制リスク
カイロウ式ヒント
内部統制が虚偽表示を防止・発見できないリスク
Control Risk (CR) の試験対策解説
統制リスクとは、内部統制が有効に機能していたとしても防止・発見できない重要な虚偽表示が生じる可能性、または内部統制自体が有効に機能していないために虚偽表示を防止・発見できないリスクを指します。統制リスクは企業の内部統制の設計と運用状況に依存するリスクであり、事業内容そのものに起因する固有リスクとは性質が異なります。監査人は内部統制を理解した上で統制リスクを評価し、統制が有効であると判断できる場合には統制テストを実施して評価の裏付けを得ますが、統制に依拠しない方針をとる場合は統制リスクを最大(高い)と評価して実証手続を厚くする対応をとります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
統制リスクを低く評価するには、統制の整備状況だけでなく運用状況の有効性についても統制テストで裏付ける必要がある点が頻出です。整備されているだけでは評価を下げる根拠にならない点に注意しましょう。
英語例文
Control risk is assessed based on the effectiveness of the entity's internal controls.
統制リスクは、企業の内部統制の有効性に基づいて評価されます。
Control Risk (CR) に関するよくある質問
統制リスクを低く評価するために必要な手続は何ですか?
内部統制の整備状況を理解するだけでなく、実際に統制が運用されているかを確かめる統制テストを実施し、その有効性を裏付ける必要があります。
統制リスクを高く評価した場合、監査手続はどう変わりますか?
統制に依拠できないため、発見リスクを低く抑える必要があり、実証手続の種類・時期・範囲をより厳格にして対応することになります。
所属章: Ch.1 財務諸表監査概論
関連語(Ch.1 財務諸表監査概論)
AUDをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。