Audit Trail(監査証跡)
意味
監査証跡
カイロウ式ヒント
取引を追跡できる記録の連鎖
Audit Trail の試験対策解説
監査証跡(audit trail)とは、一つの取引が発生してから財務諸表に反映されるまでの一連の処理過程を、記録の連鎖として追跡できる状態を指します。監査人はこの監査証跡をたどることで、取引の発生源から総勘定元帳、さらには財務諸表の数値まで(あるいはその逆方向にも)取引を跡付けることができ、取引の実在性や網羅性を検証する際の重要な手がかりとなります。IT環境では処理が電子的に行われるため、紙の証憑と異なり監査証跡が可視化されにくいことがあり、システムログや処理履歴を通じて証跡を確保できているかがITGCの評価においても重要な論点となります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
取引を「発生源から財務諸表へ」または「財務諸表から発生源へ」双方向にたどれるかが問われます。IT環境では証跡がシステムログとして残っているかが論点になります。
英語例文
An audit trail allows the auditor to trace a transaction from origin to financial statements.
監査証跡により、監査人は取引を発生源から財務諸表まで追跡できます。
Audit Trail に関するよくある質問
audit trailは監査でどのように活用されますか?
取引の発生源から財務諸表までを追跡する網羅性のテスト、逆に財務諸表の数値から発生源までを追跡する実在性のテストなど、双方向のトレーシング手続に活用されます。
IT環境における監査証跡の課題は何ですか?
処理が電子的に行われるため紙の証憑のように可視化されにくく、システムログや処理履歴が適切に保存・アクセス可能になっているかが監査上の重要な論点となります。
所属章: Ch.17 IT監査
関連語(Ch.17 IT監査)
AUDをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。