USCPA出願手続き完全ガイド|受験資格→単位→出願州→NTS→当日までの全手順
「USCPAを受けたいけれど、何から手をつければいいのか分からない」 「受験資格・単位・出願州・NTS……調べるほど手続きの用語が増えて、全体像が見えなくなった」
USCPA(米国公認会計士)の出願手続きは、日本の資格試験と違って複数の機関・複数のステップにまたがる長い手続きです。しかも州ごとに要件が異なるため、「自分は今どのステップにいて、次に何をすればいいのか」が分かりにくくなりがちです。
この記事は、USCPA出願手続きの全体像を1枚の地図として示すハブ記事です。各ステップの詳細は、それぞれ専用記事で深掘りしていますので、このページから該当する記事に進んでください。
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USCPA出願手続き全体像|6つのステップ
出願手続きは、大きく分けると次の6ステップで進みます。まずは全体を俯瞰してください。
| ステップ | やること | 詳しく解説している記事 |
|---|---|---|
| ①受験資格の確認 | 自分の学歴・単位でUSCPAを受験できるか確認する | USCPA受験資格まとめ |
| ②不足単位の取得 | 会計・ビジネス単位が足りない場合、取得ルートを決めて埋める | USCPAの単位取得ガイド |
| ③出願州を決める | 自分の学歴・単位・SSN有無に合う州を1つ選ぶ | USCPA出願州のおすすめは? |
| ④出願・単位評価・NTS取得 | 出願州に出願し、必要なら学歴審査を受け、受験料を払ってNTSを取得する | USCPA試験日程カレンダー |
| ⑤試験日程を決めてプロメトリック予約 | Core/Discipline科目それぞれの受験可能時期を踏まえて日程を確定する | USCPA試験日程カレンダー |
| ⑥試験当日 | 会場でのチェックイン・持ち物・退室までの流れを把握しておく | USCPA試験当日の流れ・予約・持ち物ガイド |
多くの受験生がつまずくのは③〜⑤の「手続きが重なる区間」です。出願州によって要件が違い、NTSには有効期限があり、Discipline科目には年4回の受験窓しかない——この3つが絡み合うため、どの記事から読めばいいか迷いやすいのです。次の章から、各ステップを順番に見ていきます。
①②受験資格を確認し、不足単位を埋める
USCPAは、4年制大学の卒業(および会計・ビジネス各分野の単位要件)を軸にした受験資格を持つ試験です。ただし、高卒・専門卒でも学士号を受験要件としない州を選べば受験できるなど、学歴によって選べる道は変わります。
- 自分の学歴・単位でそもそも受験できるのか、5項目のチェックリストで3分確認するなら → USCPA受験資格まとめ|高卒・学歴審査・必要単位を解説
- 会計単位・ビジネス単位が足りないと分かった場合、予備校の提携単位プログラム・大学の科目等履修・米国大学の直接受講のどれで埋めるかを費用×期間で比較するなら → USCPAの単位取得ガイド
この2つは順番が前後することもあります。先に手元の成績証明書を棚卸しして不足単位を把握してから、その不足を埋められる出願州を探す、という進め方でも構いません。
③出願州を決める
USCPAは州ごとにライセンスが発行される資格であり、受験資格の要件(学歴審査・必要単位)も州によって異なります。SSN(社会保障番号)の有無で選べる州が変わる点も、日本人受験者には見落としやすいポイントです。
出願州の選び方・主要8州の比較・タイプ別フローチャートは → USCPA出願州のおすすめは?アラスカ・ワシントン・NY州の選び方
出願州が決まった時点で、①〜③の「受験できるかどうか」のフェーズは完了です。ここから先は、実際に手続きを進める④〜⑥のフェーズに入ります。
④⑤出願からNTS取得・試験日程の確定まで
出願州が決まったら、実際の出願手続きに進みます。大まかな流れは「出願 → (必要なら)単位・学歴評価 → 受験料の支払い → NTS(Notice to Schedule)取得 → 試験日程の確定 → プロメトリック予約」です。
- Core科目(FAR・AUD・REG)は年間を通じていつでも受験日を予約できます(Continuous Testing)
- Discipline科目(BAR・ISC・TCP)は1月・4月・7月・10月の年4回、各1ヶ月間の受験窓のみです
- NTSには有効期限(多くの州で発行から6か月程度)があり、期限内に受験を完了しないと受験料が無効になります
この「いつ受けられるか」「NTSの期限をどう管理するか」「プロメトリックの予約手順・変更手数料はどうなっているか」を一覧表とあわせて整理しているのが → USCPA試験日程カレンダー|Core通年・Discipline年4回とNTS期限
⑥試験当日
NTSを取得し、プロメトリックの予約が確定したら、あとは当日を迎えるだけです。当日の持ち物・本人確認書類・チェックインから退室までの具体的な流れは → USCPA試験当日の流れ・予約・持ち物 完全ガイド
「NTS」「プロメトリック予約」の解説が2記事にまたがっている理由
ここまで読んで気づいた方もいるかもしれません。NTSやプロメトリック予約の話は、試験日程カレンダーにも試験当日ガイドにも出てきます。これは重複ではなく、扱っている論点が違うためです。
- 試験日程カレンダーは「いつ・どう予定を管理するか」が主題です。Core通年とDisciplineの年4回窓という2つの型の違い、NTSの有効期限管理、予約変更・キャンセルの手数料表など、スケジュールを立てる・崩さないための実務を扱います
- 試験当日ガイドは「当日、現場でどう動くか」が主題です。NTSの基本的な仕組みやプロメトリックの予約手順そのものにも触れますが、本題は会場での本人確認書類・電卓やnoteboardのルール・チェックインから退室までの当日のロジスティクスです
「予定をいつまでにどう確定させるか」で迷ったら試験日程カレンダー、「当日何を持っていけばいいか・会場でどう動けばいいか」で迷ったら試験当日ガイド、という使い分けで読み進めてください。
主要州の出願窓口(一次情報リンク)
出願州の要件・手数料・スケジュールは変更されることがあります。最終的な判断は、必ず出願州の一次情報で確認してください。
- NASBA 出願ポータル(出願・受験料支払いの起点)
- NASBA Board of Accountancy 州別窓口一覧(出願州を決めたら、まずここで自分の州のBoardを確認)
- Prometric公式 CPA試験ページ(会場・予約・変更手数料の最新情報)
- Washington State Board of Accountancy(ワシントン州の2025年規則改正の原文)
- Montana Society of CPAs(モンタナ州の受験資格・ライセンス要件)
- プロアクティブ/グアム大学日本事務局(グアムの学歴審査・見込み受験の窓口)
上記以外の州は、NASBA Board of Accountancy 州別窓口一覧から該当州のBoardページに進み、最新の要件を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 出願手続きは、全部でどのくらい時間がかかりますか?
学歴審査の要否や出願州によって幅がありますが、①受験資格の確認から④NTS取得までは、早ければ1〜2ヶ月、海外学歴の評価が必要な場合は数ヶ月かかることもあります。不足単位がある場合は、単位取得の期間(数ヶ月〜1年程度)が別途必要です。詳しい期間の目安は単位取得ガイドと試験日程カレンダーで解説しています。
Q2. 出願州はあとから変更できますか?
出願州の変更は可能なケースもありますが、学歴審査のやり直しや追加費用が発生することが一般的です。出願州選びは受験資格・ライセンス要件・SSN有無の3つの判断軸で最初にしっかり検討することをおすすめします。詳しくは出願州の選び方を参照してください。
Q3. NTSの有効期限が切れそうです。どうすればいいですか?
NTSには有効期限があり、多くの州で発行から6か月程度です。期限内に受験を完了しないと受験料が無効になります。期限が近い場合の対応は州・状況によって異なるため、出願州のBoard of AccountancyまたはNASBAに直接確認してください。NTS管理の基本的な考え方は試験日程カレンダーで整理しています。
まとめ:迷ったら、このページに戻ってきてください
USCPA出願手続きは、①受験資格の確認 → ②不足単位の取得 → ③出願州選び → ④出願・NTS取得 → ⑤試験日程の確定 → ⑥試験当日、という6ステップで進みます。
手続きの途中で「自分は今どこにいるんだっけ」と迷ったら、このページに戻って該当するステップの記事を開いてください。それぞれの記事は単独でも読めるように書いていますが、全体の地図として使うと、手続きの抜け漏れを防ぎやすくなります。
出願準備と並行して、学習の仕組みも整えておく
出願手続きは、学習を始める前の「土台作り」です。並行して学習の進め方も決めておくと、出願が完了した時点でスムーズに学習に入れます。
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