Quasi-Reorganization(準更生)
意味
準更生
カイロウ式ヒント
累積赤字をゼロにして再スタートする手続
Quasi-Reorganization の試験対策解説
準更生(Quasi-Reorganization)は、法的な倒産手続を経ることなく、会計上の手続のみによって累積した利益剰余金の赤字(Deficit)をゼロにリセットし、財務諸表上の見た目を再スタートさせる制度です。資産・負債を公正価値に評価替えしたうえで生じた評価差額を利益剰余金に反映させ、その後APICを取り崩してRetained Earningsの赤字を相殺します。準更生を実施した後は、一定期間その旨と実施日を財務諸表に注記する必要があり、あたかも会社が新設されたかのように利益剰余金の起算日を明示する点が特徴的な開示要求です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
準更生は法的整理を伴わない点、資産・負債を公正価値に評価替えする点、実施後一定期間の注記が必要な点がセットで問われます。APICの取り崩しでRetained Earningsの赤字を解消する処理の順序も確認しておきましょう。
英語例文
A quasi-reorganization eliminates a deficit in retained earnings without going through legal reorganization.
準更生は、法的な整理手続を経ることなく利益剰余金の赤字を解消する手続です。
Quasi-Reorganization に関するよくある質問
準更生を行うと財務諸表にはどのような注記が必要ですか?
準更生を実施した旨とその日付を、実施後一定期間にわたり財務諸表に注記し、利益剰余金があたかもその日から積み上がり始めたかのように示す必要があります。
準更生と通常の法的な会社更生手続はどう違いますか?
準更生は裁判所を通じた法的整理を経ず、会計上の評価替えと剰余金の振替のみで累積赤字を解消する点で、法的な会社更生手続とは異なります。
所属章: Ch.12 株主資本と1株当たり利益
関連語(Ch.12 株主資本と1株当たり利益)
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